30話(無一郎ver) ページ35
貴方side
〜放課後〜
私は、挨拶が終わったらすぐに彼のもとへ向かった。
貴「無一郎君!!」
無「!!A。どうしたの?」
貴「あのね...返事しにきたの。私も無一郎君の事が...」
そこまで言った時に唇にふにっと何かがおかれた。
無一郎君の人差し指だった。
無「....今日の夜にあの公園でもう一度君に告白したいんだ。だからまだ言わないでね」ニコッ
そう言って無一郎君は笑った。
ドキッ
貴「....うん!」
▽
前に無一郎君と来た公園に行ってみると、彼は既に来ていて夜空に輝く月と星を見ていた。
貴「無一郎君」
無「あっ、A。そんな所に突っ立ってないで僕の隣においでよ。」
貴「うん」
言われた通り芝生の彼が座っている横に私も座った。
無「A....月が綺麗ですね。」
貴「....貴方と一緒に見るからでしょう。」
私がそう返事をすると彼は、嬉しそうに笑った。
無「フフッAだーい好き!!」
貴「私も無一郎君の事大好き!」
そして私達は、お互いの顔を近づけていった。
そして私たちの影が重なったのは、月がさっきよりも綺麗に輝き出した時だった。
唇から彼の体温が伝わってくる。
無「プハッAの唇柔らかくて気持ちよかった。」
貴「フフッそうだったの。そろそろ帰ろうか」
無「そうだね」
帰ってる途中、無一郎君から手を握ってくれる様子はない。
よし、あの方法でいくか!
貴「...無一郎君。今日は少し肌寒いですね。」
無「!!.....もう、素直に言ってくれればいいのに。」
そう言いながらも無一郎君は、私の手を優しく握ってくれた。
無一郎君、今日はとても幸せです。
ありがとう、私を好きになってくれて。
これからもずっと、宜しくね。
私の愛する人。
〜無一郎ver end〜
さあ、次は有一郎君だ!!
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☆カペラ★ - ハピカさん» えへへ、ありがとう!雑は正義だぞ!!← (2020年5月15日 19時) (レス) id: 04526cdaa3 (このIDを非表示/違反報告)
ハピカ - 完結おめでとー!!いやぁ、ドキドキしちゃったよ♪ほんとに最後らへんざt((殴 (2020年5月15日 18時) (レス) id: df379dee82 (このIDを非表示/違反報告)
☆カペラ★ - 兎餅さん» 嬉しい!ありがとうございますぅぅぅぅう!!! (2020年5月13日 16時) (レス) id: 04526cdaa3 (このIDを非表示/違反報告)
兎餅(プロフ) - うん、こういうのめっちゃすこです!!!頑張ってくださぁぁぁぁい!!! (2020年5月13日 14時) (レス) id: ba5a96e23c (このIDを非表示/違反報告)
☆カペラ★ - ハピカさん» はわわわ///嬉しい!ハピちゃんありがとう!! (2020年5月13日 9時) (レス) id: 04526cdaa3 (このIDを非表示/違反報告)
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