1話 ページ2
貴方side
ピピピピッ
目覚ましの音で起きる。
あっ、もうこんな時間!
有一郎君達との待ち合わせ時間に遅れちゃうかも!
母「Aー!起きてるの?早くしないと有一郎君達を待たせちゃうわよ?」
貴「分かってる!今、急いで着替えてるから!」
お母さんに返事をして私は、大急ぎで制服に着替えた。
そして、早足で階段を降りてリビングへ走った。
母「あっ、おはよう。早く食べなさいよ?」
貴「分かってる!はい、ご馳走様!」
そして私は、鞄を持って玄関に行く。
母「A、今日は髪を下ろしていくの?」
貴「え?......あっ、結ぶの忘れてた!」
母「まったく慌てん坊さんなんだから」
そう言いながらお母さんは、赤い組紐で私の髪を結んでくれる。
母「良いわねぇ、髪がサラサラで。私もAのような髪質が良かったわ」
貴「そうかなあ?でも、お母さんだってサラサラじゃん!それに若いし美人だし!」
母「フフフ、お世辞でも嬉しいわ!それに、Aだって美人よ。」
母「はい、出来た。いってらっしゃい!」
貴「いってきます!」
ドアを開けると、有一郎君と無一郎君が待っていてくれていた。
貴「あっ、今日もごめんね。待たせちゃって...」
無「大丈夫だよ。僕ら来たばっかりだし。ね、兄さん」
有「嗚呼。それに、Aが遅れるのは毎日の事だしwお前本当、朝は弱いよなwwww」
無「確かにw」
そう言って2人は、笑い出す。
失礼だなこいつら。
貴「だってー!朝何故か起きれないんだもん!仕方ないじゃん!」
有「ごめん、ごめん、俺達が悪かった笑笑じゃ、行くか。」
無「そうだね。」
貴「コクッ」
そして、私達は歩き出す。
..........実は言うと、私達付き合い始めてから手を繋いだ事が無いんだよね...。
よし!私から繋ぐか!
ギュッ
有「!!な、なんだよ...急に...」
貴「ん?だって私達手を繋いだ事なかったでしょ?だから」
有「.....///」プイッ
有一郎君は、照れ隠しなのかそっぽを向いた。
...耳が赤いの丸見えなんだけどね。
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☆カペラ★ - ハピカさん» えへへ、ありがとう!雑は正義だぞ!!← (2020年5月15日 19時) (レス) id: 04526cdaa3 (このIDを非表示/違反報告)
ハピカ - 完結おめでとー!!いやぁ、ドキドキしちゃったよ♪ほんとに最後らへんざt((殴 (2020年5月15日 18時) (レス) id: df379dee82 (このIDを非表示/違反報告)
☆カペラ★ - 兎餅さん» 嬉しい!ありがとうございますぅぅぅぅう!!! (2020年5月13日 16時) (レス) id: 04526cdaa3 (このIDを非表示/違反報告)
兎餅(プロフ) - うん、こういうのめっちゃすこです!!!頑張ってくださぁぁぁぁい!!! (2020年5月13日 14時) (レス) id: ba5a96e23c (このIDを非表示/違反報告)
☆カペラ★ - ハピカさん» はわわわ///嬉しい!ハピちゃんありがとう!! (2020年5月13日 9時) (レス) id: 04526cdaa3 (このIDを非表示/違反報告)
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