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大貴side (※)嘔吐表現入ります。
皆で一斉に口に入れた鍋の味は、
りんごの様なでもぶどうな様な甘味があって。
雄也「っ…wごめん、俺あんまこういうの得意じゃねぇんだ…w」
伊野尾「俺も〜、やっぱ鍋は塩っぱくねぇと。」
少し苦手な人もいるっぽいけど、
宏太「俺は案外いけるかも。」
侑李「うん、普通に美味しいよね。」
裕翔「ねっ！意外と美味しい！」
このフルーティさが好きな人もいた。
大貴「俺も案外好きなぁ〜wねぇ、山田はどう？」
そして甘い物好きな山田はどうなんだろう。
そんな想いが芽生えた俺は隣にいた山田に話を振る。
でも、
涼介「うっ…、ッ__、」
横にいた山田は青白い顔で下唇を噛み、
プルプルと震えていた。
大貴「えっ…、あっ…。山田…もしかして苦手な感じ…？(苦笑)」
涼介「ちがっ…、ッ…だいちゃ…、どいてぇっ…、」
大貴「はっ…？」
涼介「だっ…ゔっ…うぇっ…！」
侑李「涼介…！？一旦カメラ止めて誰かバケツ…！」
下に顔を向けて激しく吐き始めてしまったんだ。
雄也「山田っ…！どうした…！？」
涼介「うぇっ…！はぁゔっ…！」
宏太「取り敢えずここに全部吐け、気にしなくていいからな。」
涼介「ゔぇっ…！ぐっ…、ぉえっ…、」
伊野尾「スタッフさん、一旦鍋退けて。…、山田焦らなくて良いから、全部出せ。」
突然の事態に取り乱していた俺らと、
１番苦しんでいる彼自身を落ち着かせてくれたのは、
薮くんと伊野尾のいつもより低く優しい声。
安心させる声だった。
涼介「っ…ぅえっ…、ひっ…はぅっ…、」
光 「もう…出ないか…？」
涼介「っ…、ぅ…ごめっ…、」
伊野尾「取り敢えず楽屋で休もっか。背中乗りな？」
涼介「んっ…、はぁ…、」
裕翔「俺が伊野尾ちゃんの背中に乗せるよ。やま、少し持ち上げるから、気持ち悪くなったら言ってね。」
涼介「ふっ…、んっ…。」
伊野尾「おし、行くよ。しっかり捕まっとけ。」
ちゃんの後を続きながら考えていた事。
それは、
あの服の上からでも分かる異常な細さ、
__まさかあの病気じゃないよね。
___________________________________________
申し訳ございません…。
いのありsubっていうの見落としてました…。
ちゃんとしろよって話ですよね…。
はい、本当すいません…。
内容は変わりませんが言ってる人
いのあり多めに変わってます…！
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作者名：麗皐 | 作成日時：2020年8月29日 21時
