山田さんの病系日記そのさん。 (ページ2)

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侑李side

〝おいっ！医務室開けとけ！〟

〝了解です…、！〟

〝聞こえるか！？おいっ、山田！〟

〝誰か水買って来て！〟

〝っ…、！買ってくる…！〟

目の前で繰り広げられているこのシーン…。

僕は大好きな人が倒れている姿と

皆が青ざめた顔で動いている姿を見て…、、

足がすくんで動かなかった…。

こんな事になるなんて…、、

あの時あんな事を言わなかったら涼介は…、

それは遡る事数分前の事…。

涼介「だから…、！やるって言ってんじゃねぇかよっ…！」

光「そういう容易な考えがいけねぇんだよ…、！休めって言ってんだから休めっ、！」

涼介「もう俺は大人だっ…！皆に指図されたくねぇんだよ…、！」

伊野尾「歳は大人でも頭の中はまだ子供だ。大人なら先を見据えろ。」

涼介「っ…！何だとてめぇ…、！」

侑李「…、良い加減にしてよ涼介…、！自分の感情もコントロールできないのに仕事なんて無理でしょ…！」

涼介「はっ…？お前に何が分かるんだよ…、！」

侑李「涼介こそ…、最近何なの…？前程スケジュールも埋まってないくせに…。僕達に八つ当たり、？」

涼介「っ…、」

圭人「ちょっと…、ちぃちゃん…。」

侑李「ねぇ何、？何も言い返せない？」

涼介「…。お前らなんかに…、、俺の辛さ分かんねぇよ…。」

侑李「はっ…？そりゃ分かんないよ。」

涼介「俺は…、俺はお前らの為に必死で頑張ってんだっ…！」

侑李「それは僕達だってそうだよ。涼介だけじゃない。」

涼介「っ…、！…。結局…、結局お前らなんて表面上しか見たねぇんだ…！だから…、だから平気でそんな事言えんだろ…！俺達だってどうせ表面上のメンバーなんだよっ…！」

雄也「おい山田…！！」

涼介「…。お前だって…、お前だってお前だって…！都合が悪けりゃすぐキレる…、！皆して何なんだよ…、、！」

ねぇ神様…。

あの時…、

あの時もし僕があんな事を言わなかったら…、、

__涼介の未来は変わっていましたか…？