彼との出会い ページ9
オトモダチになった日から数ヶ月経った頃。
当時の彼氏と別れ、もう私には誰も好きになることはないのか、と考えていた時だった。
彼に会ったのは。
放課後、カフェに行こうと歩いている時、同じくカフェに向かっていた彼を見かけたのだ。
いや、目があった。
今まで感じたことのない感情になった。
一目惚れなんてクソ喰らえ。
そんな事を思っていた私が、一目惚れをした瞬間だった。
近寄ってくる彼を見つめ「可愛いね、名前なんて言うの？」なんて、ナンパをされ、私は口を開いた。
「好きです。付き合ってください」
“好きです”
そんなこと私が初対面の人に言うなんて。
自分でも驚いた。
それに目の前のこの人は、女癖の悪い時言う鬱先生という人にとても似ている。
浮気も平気でするらしい。
もしも本人なら私の精神は持つのだろうか。
目の前の彼は少し驚き、張り付けたような笑顔で応える。
「いいよ。僕は鬱先生。君は？」
…ああ、神よ。なんて言う人を初恋にしてくれたんだ。
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あす(プロフ) - るてらさん» ありがとうございます！愛されることはあっても、愛したことがない主人公ちゃんが、たとえ“二番目”でも良いから（浮気されてもさにも言わない）好きでいる…そんな子にかけたので満足です！ご観覧ありがとうございました！ (2021年6月7日 21時) (
レス) id: e7b30c122b (このIDを非表示/違反報告)
るてら(プロフ) - やばいですめっちゃ面白いです…！！主人公ちゃんいいキャラしてて読んでてとても楽しかったです。素敵な作品をありがとうございました！ (2021年6月7日 19時) (レス) id: 2b4c9cae83 (このIDを非表示/違反報告)
あす(プロフ) - 白蛇ちゃんさん» ありがとうございます！その言葉めっちゃ嬉しいです…！！！ (2021年6月7日 12時) (レス) id: e7b30c122b (このIDを非表示/違反報告)
白蛇ちゃん(プロフ) - もっと伸びてくれ…！ (2021年6月7日 7時) (レス) id: 22f29c1e3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あす | 作成日時：2021年6月2日 21時
