『29話だよ。』「2人共...そんな事があったのか...」 ページ31
「...？」
痛みはこなかった...それもそうだ
「テメェどっからゴフッ！！」
『っ！しょ、た...だいじょぶ？』
「A...？A？！」
お前が、身代わりになったんだ...恐らく俺のことをワープさせようとしたんだろうが、人質とビル侵入時ので限界だったんだろう。完全なワープができずAが身代わりになった...
『あぁ...よかっ、た...げんき、、そう』
「お前、なんでっ！？」
『た、すけた...くて.......だって、ひーろだし.......』
「A！しっかりしろ！A！！」
病院へ運ばれたが...眼球をグチャグチャに潰されていて、手の施しようがなかった。
「A...悪かった...本当に、悪かった...」
『消太が謝ることじゃないだろ。ヒーローなら怪我もつきものさ。』
「...俺のせいだ」
『違うよ。』
「俺のせいだ！！」
『消太、落ち着いて。』
「だって、お前っ右目が！！」
『右目ひとつで親友を守れるなら、安いもんだな！』
「っ！うっ...っ...」
『泣くなよ〜情けないなぁ〜』
『.....』
「お前の視力も、右目も跡形もなくなった...そして俺はお前の目の代わりになった。」
『...そう、ですか。』
「悪かった...」
『頭、上げてください...謝られても、まだ実感がないんで...』
「...そうだよな」
正直、信じられない。私がこの人を助けたことも、この人が相澤消太であることも、右目が無いことも...これはとてつもなく悪い夢なのではないかとさえ思えてきた。
『理解は、しました。右目がないということも、その意味も...』
「っ、あぁ。」
『.....』
「混乱してる時に悪かったな...オールマイトさん俺はお先に失礼します。」
「でも、相澤君...」
「どのみち貴方も話聞かれたら困るでしょ...生徒にもAのことを伝えないといけませんし、あいつらも心配してる。」
「...そうか分かったよ。」
そう言ってその人は出ていった。少し有難かった...今あの人を見ても混乱するだけだ...
『えっと...オールマイトさんは...その...』
「あぁ、私も君に言わなければいけない事があるんだ...」
『...はい』
「大丈夫かい？」
『知りたいんです...自分のことを』
「分かった...」
「相澤先生！A先生は？！」
「無事なのですか？！」
「お前ら落ち着け、全員いるな？」
「「「はい」」」
「まずAの意識は戻った。ただ...記憶を失っている。」
「「「！！」」」
「順を追って話すぞ...まずあいつの個性のことだ。」
「30話だ。」『全てが繋がる。』→←「28話だ。」『昔の話。』
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無名 - すみません、ご指摘ありがとうございます。 (2017年9月3日 17時) (
レス) id: 3491f2b835 (このIDを非表示/違反報告)
烏賊 - オリジナルフラグ外しましょうね (2017年9月3日 15時) (レス) id: fdb7d08b9a (このIDを非表示/違反報告)
無名 - 読んでくださってありがとうございます！更新頑張りますね！ (2017年9月3日 15時) (レス) id: 3491f2b835 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶サルサ - ああ、夢主いったいどうなるの？気になります！ (2017年9月3日 14時) (レス) id: b0c075c5a4 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - こちらこそ、ありがとうございます！これからも応援宜しくお願い致します。 (2017年9月2日 15時) (レス) id: 3491f2b835 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2017年8月27日 0時
