「私が来た！」『22話デス。』 ページ24
元はと言えばボクが取り逃がしたから...ボクの責任デス。
「A君のせいじゃないさ。だから私を信じて、相澤君と生徒を頼んだよ。」
『...分かり、マシタ。』
今、ボクに出来ること...生徒としょークンを守ること...
『...治癒シマス。緑谷クン、峰田クン、そのまましょークンを運んでおいてクダサイ。』
「治癒って、先生どういうことですか？それに、その姿も...」
『詳しいことは後で話マス。まずは、他の皆サンと合流しまショウ。』
ボクに今出来ること...この力でしょークンを救うこと。少しでも怪我を治すこと...
「スッゲェ、傷が治ってく！」
『っはぁ...ゲホッケホ...ゴフッ』
「先生！！」
『だ、いじょうぶデス。』
吐血...この力をノーリスクで使える方がおかしな話デスヨネ。
「先生、やめた方がいいって！死ぬかもしれないんだぞ！？」
『ケホッゲホッ...ボクがやらないと、ダメなんデス...っう、ゴホッ』
「...うっ」
「相澤先生！目が覚めたのね、良かったわ！」
『しょ、くん...』
「なに、してる、やめ...ろ」
『...いや、デス』
しょークンが戦ってる時、助けられなかった。ボクが取り逃がしていなかったらこんなことにならなかった...
「だい、じょうぶだから...A」
『！』
そうだ、ボクはこの子達を守るんだ。ただでさえ不安な時にボクが倒れて余計に不安にさせてどうする...
『スミマセン、頭冷えました。このまま他の皆サンと合流シマス。階段上にいるはずデス。』
「A先生...」
『どうしました、緑谷クン。』
「...オールマイト、大丈夫ですかね...」
「緑谷、何言ってんだよ！オールマイトだぜ？今もバックドロップで爆発みたいになったしよ〜！」
『オールマイトサン...！！』
そうか、今日カレは通勤時間に活動をしている...活動限界がちかいはずデス...もしも戦っている時に限界がきたら？
『不味いデス...！』
「「「！！」」」
脳無の指が、オールマイトサンに刺さってる。それに、あのワープゲート閉じかけている？！
「蛙水さん。」
「なぁに、緑谷ちゃん。」
「相澤先生担ぐの変わって。」
「ケロッ、うん。けどなんで...」
『2人とも先に行ってください！』
「ケロ！？」
「緑谷！？A先生！？」
ボクが行って無駄だとしても、役に立たなくても、動かない訳にはいかナイ！
今度はボクがオールマイトサンを助ける番デス！
『23話デス。』「暴れるぞゴラ！」→←『21話デス。』「ゲームオーバーだ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
無名 - すみません、ご指摘ありがとうございます。 (2017年9月3日 17時) (
レス) id: 3491f2b835 (このIDを非表示/違反報告)
烏賊 - オリジナルフラグ外しましょうね (2017年9月3日 15時) (レス) id: fdb7d08b9a (このIDを非表示/違反報告)
無名 - 読んでくださってありがとうございます！更新頑張りますね！ (2017年9月3日 15時) (レス) id: 3491f2b835 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶サルサ - ああ、夢主いったいどうなるの？気になります！ (2017年9月3日 14時) (レス) id: b0c075c5a4 (このIDを非表示/違反報告)
無名 - こちらこそ、ありがとうございます！これからも応援宜しくお願い致します。 (2017年9月2日 15時) (レス) id: 3491f2b835 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：無名 | 作成日時：2017年8月27日 0時
