６話：″彼女″との出会い 前 ページ7
ｱﾒ｢A………。Aかぁ｣
そうぼんやりと呟いていると、
ｲｷﾞ｢…さっきのロシアが連れていた奴のことか？｣
イギリスが呆れたように聞いてきた。
ｱﾒ｢ああ。でもなんで君が知っているんだい？｣
ｲｷﾞ｢噂になっているぞ。ロシアがすごい剣幕で探していたからな。お前が連れ出していたんだろう？｣
まあね、っというように頷く。
するとイギリスは真面目な顔をして俺にこういった。
ｲｷﾞ｢忠告しとくけどよ、あの子には関わらないほうがいいと思うぞ。……なにか訳ありらしいし、お前とロシアが衝突することになったら、洒落にならないからな｣
俺が黙っていると、イギリスは軽い調子でこう言った。
ｲｷﾞ｢それにさ、あの子確かに可愛いけど、お前の好みじゃないんだろ？気にするなよ｣
・
・
・
世界会議で初めて俺はあの子を見かけた。
｢おい、なんだあの子｣
｢ロシアが連れているぜ。普通の奴じゃないだろう｣
………ロシア？
周囲の言葉に反応して、そちらを見ると、ロシアとロシアが手をひいている女の子がいた。
美人だけど、無表情な娘。
ｱﾒ｢……なんだい、あの子？ずいぶん痩せている子だなあ｣
ｲｷﾞ｢拒食症……とか？そんな感じだな｣
拒食症という言葉を初めて聞いた俺は、イギリスに尋ねた。
ｱﾒ｢食べ物を食べれない病気？！そんなものがあるのかい？信じられないよ！｣
ｲｷﾞ｢…世の中にはそんな奴もいるんじゃねぇの？……なんだよ、お前。あいつのこと気に入ったわけ？まあ、確かに美人だけど｣
ｱﾒ｢いくら美人でも、あんな暗い子は結構なんだぞ｣
それにロシアと関わるのも面倒だしね。
その時は、それでその子に関する会話を終えた。
そして、会議がおわれば、その子のことなどすぐに忘れてしまうと思っていた。
……しかし。
あ『やだ！すいません』
家に帰ろうとしたとき、目の前でその女の子がフラリと倒れそうになるのが見えた。
とっさにその体を抱き抱えるようにを支えると……。
細っ……すぎないか、この子……。
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咲(プロフ) - 勇者をたたえてここに表彰状を贈る さー様 miho様 おめでとうござi((ナポリタントルネード！！！ ぐおふっ！ (2011年10月20日 23時) (
レス) id: 638ce0c5ce (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - ゴムってwwwwwwwwwwwwwミミズグミ！？ (2011年10月11日 8時) (レス) id: 92c85bdaba (このIDを非表示/違反報告)
ねこうさぎ - ｗｗｗ面白いです頑張って (2011年10月10日 18時) (レス) id: 6a13455e63 (このIDを非表示/違反報告)
miho：男と女の中間にいる生物 - 私は噂のサルミアッキを喰った。口に広がるゴムの味・。・・ (2011年10月8日 8時) (レス) id: 9512d7a2b0 (このIDを非表示/違反報告)
さー - お☆ひ☆さ☆！！あんまりこれなくてI`m sorryだよ＞＜ 俺はメリカ産のミミズグミ食った・・・。蛍光色の食べ物は伝説ではなかったっ・・・ぐはぁ！！ (2011年10月3日 17時) (レス) id: 89e47f1aef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽菜 | 作成日時：2011年7月26日 23時
