３話：不思議な食事 ページ4
あ『こ、これは食べ物ですか……？』
｢そうさ！これは俺が大好きなハンバーガーだよ｣
金髪の男の人に連れて来られた店で私は適切な突っ込みをした。
｢俺の奢りさ。遠慮なく食べるんだぞ｣
私はプラスチックのプレートに載せた巨大なサンドイッチのようなものと山盛りになっているポテトを観察した。
ハンバーガーと呼ばれるものは、縦幅が少なくとも私の顔ぐらいある。
結論……
あ『……これは食べ物ではないですね』
彼はガクンと前につんのめった。
｢…一口食べてみるんだぞ｣
私は慎重にパンのところを指でちぎり、口に含んだ。
異常なし。
だが、それを見た彼は泣き出しそうな顔で訴えた。
｢そんな食べ方、ダメなんだぞ！ガブッとかぶりつくんだ｣
あ『……はい』
仕方がないので、ハンバーガーを両手で持ち上げ(すごく重い)、お肉のところも一緒にかぶりついた。
・
あ『……美味しい』
｢だろう？！｣
味が濃ゆすぎて、舌がびりびりしたけど。
確かにこれは美味しい。
｢あ、やっと笑ったんだぞ！｣
あ『……え？』
私、笑っていた？でも、私″笑え″って命令をだしていないのに。
私は彼が嘘をついていると思って、そのことを伝えた。
すると、彼は驚いたように目を見開いた。
｢君は笑う時、いちいち命令しているのかい？｣
普通でしょ、と言うように頷く。
｢……笑顔っていうのは自然となるものなんだぞ｣
私は首を傾げた。彼の言葉の意味がよく分からなかったから。
すると、彼は悲しそうな顔から、急に楽しそうな顔をした。
｢お！俺のもきたぞ！｣
私は思わずハンバーガーを落としそうになった。
だって、私の今持っているハンバーガーの二倍の大きさのものが運ばれてきたんだから。
あ『……そんなに食べたら死んじゃいますよ！』
｢ん、大丈夫だぞ。朝もこれだったし｣
あ『…朝ごはんも食べたのに、また食べているんですか？信じられません！』
｢そんな＊＊＊みたいなこと言わないでくれよ！……あれ？｣
すると、彼は突然考え込み始めた。
あ『……どうしたんですか？』
｢…君は俺が朝も昼も、こんなカロリーの高いものを食べたから驚いているのかい｣
あ『……朝も食べたのに昼も食べることに、です。あ！でも、私もでした。一日二食食べるなんて……』
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咲(プロフ) - 勇者をたたえてここに表彰状を贈る さー様 miho様 おめでとうござi((ナポリタントルネード！！！ ぐおふっ！ (2011年10月20日 23時) (
レス) id: 638ce0c5ce (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - ゴムってwwwwwwwwwwwwwミミズグミ！？ (2011年10月11日 8時) (レス) id: 92c85bdaba (このIDを非表示/違反報告)
ねこうさぎ - ｗｗｗ面白いです頑張って (2011年10月10日 18時) (レス) id: 6a13455e63 (このIDを非表示/違反報告)
miho：男と女の中間にいる生物 - 私は噂のサルミアッキを喰った。口に広がるゴムの味・。・・ (2011年10月8日 8時) (レス) id: 9512d7a2b0 (このIDを非表示/違反報告)
さー - お☆ひ☆さ☆！！あんまりこれなくてI`m sorryだよ＞＜ 俺はメリカ産のミミズグミ食った・・・。蛍光色の食べ物は伝説ではなかったっ・・・ぐはぁ！！ (2011年10月3日 17時) (レス) id: 89e47f1aef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽菜 | 作成日時：2011年7月26日 23時
