不思議な感情 ページ9
カタクリside
女と歩くこと数分で俺の部屋に着く。
部屋に入れると
『広っ！』
といってはしゃぐ女。
普段ならこんな女直ぐに殺してしまうのだが、そんな気にはならねぇ。こいつの隣は…落ち着く。
あのときもそうだ。俺が未来を見て女王の間に走った時も不思議な感覚に襲われた。
ママが心配だった…。それは嘘じゃねぇ。
だが、それだけじゃなかった。あの女の事も心配になっていた。
考えにふけっている俺の思考を女の声が現実に呼び戻した。
『カタクリ？どうした？』
「っ…。何でもねぇ。」
まぁいい。そのうち分かる。
ある程度の事を説明し部屋を出ようとするが、足を止めた。
「そういえば、名を聞いてなかったな…。」
女はまた、フードを外しながら言う。
『エル。ディーノス・エル。宜しく、カタクリ。』
初めて見たときのように悲しげな瞳を俺に向けながら。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
デベロッパ＠ - やるよ (2019年5月26日 21時) (
レス) id: a5dd02f46e (このIDを非表示/違反報告)
ハルハル - 更新まだですか？ (2019年5月12日 21時) (レス) id: 8615c602c8 (このIDを非表示/違反報告)
デベロッパ@ - Arugoさん» ドヤァ (2019年4月9日 6時) (レス) id: 0989ac31eb (このIDを非表示/違反報告)
デベロッパ@ - ドヤァ (2019年4月9日 6時) (レス) id: 0989ac31eb (このIDを非表示/違反報告)
Arugo - 流石です (2019年4月9日 6時) (レス) id: 8615c602c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：デベロッパ@ | 作成日時：2019年3月25日 20時
