16. アイドル ページ16
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その日は結局、
自分のパソコンの環境を整えたり、資料を読んだり、
自社サイトに目を通したりしているだけで終わってしまった。
ま、初日なんてそんなもんだな。
日報を書きながら、そんなことを考えていたら、
「残業しなくていい時はみんなガンガン帰るから、天野さんも遠慮しないで帰っちゃって大丈夫だからね。」
ってマネージャーが言った。
「あ、はい。日報送ったら、私も今日は帰ります。」
その日一日の作業の内容や進捗、問題点や明日の予定を、簡単にまとめて、部長とマネージャーに送る。
前の職場では、どちらかというと、私が後輩の作業内容を確認する立場だったから、
それだけのことが、ちょっと新鮮。
派遣･･･楽しいかも。
そんなことを考えながら、日報を送り、資料を机の中にしまい、
パソコンの電源を落とすと、カバンを持って席を立ち、
「お先に失礼します」
と挨拶をした。
「おつかれさまー」
「おつかれっしたー」
顔を上げて私を見ながら返事を返してくれたマネージャーと高遠さんをよそに、
「おつかれー」
パソコンの画面を見たままそう言った部長に、
『やっぱり感じ悪い(苦笑)』
と思いつつ、
「明日もよろしくお願いしまーす。」
そう声をかけて、会社を後にした。
入り口でコートを羽織り、
オフィスの入り口を出てエレベーターに乗ろうとしたら、
入れ違いでエレベーターから社長が降りてきた。
「･･･あ。お先に失礼いたします。」
頭を下げてそう言うと、
「だから･･･最初の間、なに？(苦笑)」
今朝と同じようにそう言った後で、
「今日はどうでしたか？」
ってちょっとだけ社長っぽいことを言われたから、
「皆さん親切で、環境もよくて、楽しかったです。」
と言うと、
「それは良かった！明日からもよろしくね☆」
って、まるでアイドルみたいにキラキラした笑顔で言った後で、
「おつかれさま。」
そう言って、
閉まってしまったエレベーターの下ボタンを押してくれた。
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ゆん*(プロフ) - しょうこさん» 翔くんが部長だったら、1時間早く出社して、1時間と言わず何時間でも残業したいです（笑）楽しんでいただけているようで嬉しいです。ありがとうございます！さて、2章からちょいちょいかまってきますので、お楽しみに〜♪ (2014年2月14日 21時) (
レス) id: 6cd285a405 (このIDを非表示/違反報告)
しょうこ(プロフ) - ゆんさん、また翔さんのお話書いてくれてありがとうございますm(__)m やっぱり、ゆんさんのお話楽しいです(>_<) 翔さんとのラブラブも楽しみにしてます(^o^) 翔さんにお疲れ様って言われたい!! (2014年2月14日 13時) (レス) id: a3f7ff901d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - アキさん» Jがゆっくりと、確実にグイグイ来ますよ〜！本当に、嵐さんは5人とも信じられないかっこよさですよね♪あんな人が会社にいたら、仕事になりませーん(>_<) (2014年2月13日 19時) (レス) id: 74b136e570 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - いやーん、何処に？潤君はいつでもどこでもモテます。いやいや、嵐みんなか、、、 (2014年2月13日 8時) (レス) id: ed9bf767fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年2月11日 15時
