33. ギャップ ページ33
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人もまばらになったオフィスを二人で後にして、外に出た。
「さっむーい。」
そう言って首をすくめた私を見て、松本さんがクスリと笑って、
「マフラー、お貸しましょうか？」
って言ってくれたけど、
「いえいえ。大丈夫です。」
やんわりと辞退した。
『ほんっと、女の子に慣れてんな･･･ま、私は癒されますけどー･･･』
そんなことを考えながら松本さんと一緒に歩く。
「食べれないものとか、好きなものがあったら教えて下さい。」
そう言われて、この前マネージャーに答えたのと同じことを言うと、
「フッ。翔くんと同じだね(笑)」
急に砕けた口調になった松本さんにびっくりして顔を見上げると、
「あ･･･もう、会社の外だから(笑)同い年だし、敬語じゃなくていいよ？」
そう言ってにっこりと微笑んだ。
『え？なに、このギャップ(笑)』
「いや･･･そういうわけにも･･･」
その、突然の変わりっぷりに戸惑っているうちに、ふとあることに気が付いた。
「翔くんって･･･誰ですか？」
相当ハテナ？って顔をしていたのか、松本さんが吹き出してこう言った。
「え？初日にちゃんと自己紹介してたよね？部長の櫻井翔です･･･って(笑)」
「･･･そうでしたっけ？」
「ひでぇ(笑)覚えてあげてね。おたくの部長は、櫻井翔くん、って言います(笑)」
「はーい･･･すいません。」
「ちなみに、俺は？俺の下の名前･･･知ってる？」
『一人称が僕から俺になってるよ･･･』
って、さらに戸惑っていると、
「松本潤です。うるおう、っていう字。覚えてね。」
そう言って、私に向かってウィンクをした。
う･･･うわぁ･･･
社長といい、松本さんといい･･･なんなの？この人たち･･･
突然ウィンクなんてされて、ちょっと恥ずかしくなった私は、
「あぁ･･･はい。」
小さくそう答えて、下を向いた。
そんな私を見て、またクスリと笑った松本さんが、
「はい。着きましたー。今日のランチはここでいい？」
そう言って指差したのは、いかにも女の子が好きそうなカフェで･･･
ここまでくると、『この人、危険人物だな･･･』って、私の心が警報を鳴らした。
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ゆん*(プロフ) - しょうこさん» 翔くんが部長だったら、1時間早く出社して、1時間と言わず何時間でも残業したいです（笑）楽しんでいただけているようで嬉しいです。ありがとうございます！さて、2章からちょいちょいかまってきますので、お楽しみに〜♪ (2014年2月14日 21時) (
レス) id: 6cd285a405 (このIDを非表示/違反報告)
しょうこ(プロフ) - ゆんさん、また翔さんのお話書いてくれてありがとうございますm(__)m やっぱり、ゆんさんのお話楽しいです(>_<) 翔さんとのラブラブも楽しみにしてます(^o^) 翔さんにお疲れ様って言われたい!! (2014年2月14日 13時) (レス) id: a3f7ff901d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - アキさん» Jがゆっくりと、確実にグイグイ来ますよ〜！本当に、嵐さんは5人とも信じられないかっこよさですよね♪あんな人が会社にいたら、仕事になりませーん(>_<) (2014年2月13日 19時) (レス) id: 74b136e570 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - いやーん、何処に？潤君はいつでもどこでもモテます。いやいや、嵐みんなか、、、 (2014年2月13日 8時) (レス) id: ed9bf767fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年2月11日 15時
