31. 素の笑顔 ページ31
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そのやりとりを見た私が、
「ということで、私もそろそろ帰ります。」
って部長を見ると、
「助かった。サンキュ。」
そう言って、この会社で働きはじめてから初めて、素だと思われる笑顔を見せた。
『なによ･･･その顔ちょっとずるい･･･』
そう思ったけど、くやしいから口にはせず、
「いいえ。お役に立てて何よりです。じゃ･･･お先に失礼します。」
それだけ言って、私は会社を後にした。
次の日会社に行くと、高遠くんにものすごく感謝をされて、
気にしないでいいって言ってるのに、ランチまでごちそうしてくれた(笑)
「ねぇ、高遠くん。本当に気にしないで？お互い様だからさぁ･･･」
「いや･･･でも、Aちゃんが気付いてなかったら、あの処理結構トリッキーなことしてるから、さすがの櫻井さんでもちょっと時間かかったと思うよ？」
「え？あっという間に直してたよ(笑)」
「それは、Aちゃんが大体の当たりをつけてくれてたからでしょ？っていうか･･･報告書読んだだけで気付いたの？」
「あー･･･そうね。最初はちょっとした違和感だったの。」
「しかも、あのサイト･･･触ったことないよね？」
「うん。でも･･･私、前の会社でテスト部門のリーダーを兼務してたこともあるし、サイト自体は初日に見てたから･･･」
それを聞いた高遠くんは、
「すげーなぁ･･･Aちゃん、なんで前の会社辞めてうちに来たの？物足りないんじゃない？」
って不思議な顔をした。
「ふふっ。この前も言ったけど、慣れの問題なんだよ(笑)前の会社ではいろんなこと教えてもらって本当に感謝してるけど、今はこの会社が楽しい。私、ものづくりが好きなの。それだけ(笑)」
そう。
ものづくりが好き。それは本当。
私は、その気持ちだけでプログラマーを続けているの。
すると、高遠くんが突然、
「理科の実験もそうだったなぁ･･･俺も、好きだった。試験管とかビーカーとか･･･」
って懐かしそうな顔をしたから、
「プログラミングでも同じワクワクを感じることができるよ？」
そう言うと、
「そっかー。あのワクワク感を思い出したら、俺のプログラミングセンス、上がるかな？」
って言って笑った。
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ゆん*(プロフ) - しょうこさん» 翔くんが部長だったら、1時間早く出社して、1時間と言わず何時間でも残業したいです（笑）楽しんでいただけているようで嬉しいです。ありがとうございます！さて、2章からちょいちょいかまってきますので、お楽しみに〜♪ (2014年2月14日 21時) (
レス) id: 6cd285a405 (このIDを非表示/違反報告)
しょうこ(プロフ) - ゆんさん、また翔さんのお話書いてくれてありがとうございますm(__)m やっぱり、ゆんさんのお話楽しいです(>_<) 翔さんとのラブラブも楽しみにしてます(^o^) 翔さんにお疲れ様って言われたい!! (2014年2月14日 13時) (レス) id: a3f7ff901d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - アキさん» Jがゆっくりと、確実にグイグイ来ますよ〜！本当に、嵐さんは5人とも信じられないかっこよさですよね♪あんな人が会社にいたら、仕事になりませーん(>_<) (2014年2月13日 19時) (レス) id: 74b136e570 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - いやーん、何処に？潤君はいつでもどこでもモテます。いやいや、嵐みんなか、、、 (2014年2月13日 8時) (レス) id: ed9bf767fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年2月11日 15時
