天真爛漫 ページ6
「Aって…高校2年だよね？」
「っ！？」
は？なんでバレた？
「当たり？」
「っはぁー！当たり！なんでバレたの？」
「選手には敬語をほぼ崩さないけどマネージャーには崩れるから…」
「ゑ？」
まじで？崩れてた？ぜんぜん気づかなかった！
「あと…」
「あと？」
「2年生には選手でも敬語たまーに抜けるから…」
はぁ〜まじかぁ
「ってみんなにバラさないでね？」
「良いよでもその代わり…」
「うん？」
「俺と2人のときは敬語やめて？」
「それって…脅し？」
「うん脅し」
「ひぇー怖っ」
本当に孤爪と言う男は怖いな
「うん、敬語を使った途端にクロにいうから」
と言って黒尾さんの電話番号を見せてきた。こえーよ
黒尾さんも口軽そうだし木兎さんとかにすぐ言いそうだ困った…
まぁ敬語使わなかったらいいんだよね！よしっ！不安しかない…
ﾌﾟﾙﾙﾌﾟﾙﾙ
ん？私かな？
「ごめん研磨くんもしもし！」
“もしもし？”
「どうしたんですか？清水さん」
“やっと出た、何度か電話したんだけど出なかったからみんな心配してるよ？”
「ごめんなさい！」
“それと…孤爪くんいる？”
「あっ一緒にいます！今から戻ります！」
“うん、わかったじゃ”
「はいっ！」
「よし、戻るよ研磨くん」
「ん」
言い訳どーしよ
「研磨くん乗ってきてね？」
「ん」
さっきから「ん」しか言わないんだけど
「すみませんちょっと屋上に行ってたもので…」
「研磨は？」
「屋上でゲームしてたのでいろいろ話してました！」
そうしてみなさんが席について「いただきます！」と言ってご飯を食べ始めた
私も夜ご飯(飲むゼリー)を食べていた
「あっAちゃん夜ご飯食べないの？」
「今食べてるよ？」
「「「「「！？」」」」」
えっ？
「た、足りるの？」
「足りますけど…」
「マジ？」
「そんなんだからなめられるんでしょ(笑)」
「おいコラ月島くん！」
絶対嫌味でしょ！
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次回 勉強会
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作者名：守山ﾋﾟｰﾔ | 作成日時：2023年10月31日 20時
