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□ 本 音 ページ14

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実弥「オイオイ、挨拶はどうしたよォ」

 『オハヨウゴザイマシタ』

実弥「オイコラ帰んなァ」








 不死川先生の陰から見える先輩は今日も可愛い。




 眠そう。可愛い。




 だがしかし───








善逸「おはようございます。制服のボタン、ちゃんと留めてください」

 『嫌です』








 最近の先輩はとても反抗的だ。




 あの一件以来からだろうか。





 でもここで怯む俺じゃあない。







善逸「校則です」

 『たんぽぽ』

善逸「地毛です」

 『そうかそうか。黒だとモブ化しちゃ───』

善逸「せ ん ぱ い ?」








 当たりがキツくなったような気はするけど、なんか、なんか嬉しいような、楽しいような。





 変な感じ。








善逸「はぁ……、じゃ俺が留めますよ」

 『留めないでください』

善逸「はいはい、ジッとしてて」








 抵抗する腕の力は、先輩といえどやはり女の子。





 ネクタイをつけていないのも問題だけど、持って来てすらいないみたいだから今日のところは良しとする。





 俺的に、校則なんてものは先輩を中心にしたいんだけど。






 冨岡先生の目がある限り、そうとはいかない。何なら恐怖でしかない。









善逸「ちょっ、留めたのに……!!」

 『苦しいから第1ボタンは見逃して』

善逸「嫌です。男が ラッキースケベ〜 とか思っちゃうじゃないですか」

 『思ってんだ』

善逸「少なくとも俺は思ってます」







 ボタンが3つも開いてりゃ覗き込みたくもなるでしょうが。




 それが男ってもんよ。







 『えっち』

善逸「………………」








 思考回路がぶっ壊れた。






 えっち?は??何それ。





 破壊力半端なさすぎでしょ。








 ここが保健室だったら俺自分のこと制御できてないと思う。確実に。









冨岡「何ぼーっと突っ立ってんだ。仕事をしろ」







 我に返れば、先輩はいなかった。









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設定タグ:鬼滅の刃 , キメ学 , 我妻善逸   
作品ジャンル:恋愛
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びっぐべいびー(プロフ) - 夕陽さん» 私も夕陽さん大好きです!!!!!おどおどさせます!!!!!有難うございます!!!! (2020年2月16日 22時) (レス) id: e79a92b9d7 (このIDを非表示/違反報告)
夕陽(プロフ) - あああやっぱりびっぐべいびーさんの作品が好きです!オドオドする善逸がめちゃっ好き……。応援してます! (2020年2月16日 21時) (レス) id: 1027af9147 (このIDを非表示/違反報告)
びっぐべいびー(プロフ) - SPADEさん» めちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます! (2020年2月15日 23時) (レス) id: e79a92b9d7 (このIDを非表示/違反報告)
SPADE(プロフ) - 好きです。めちゃくちゃタイプです。更新頑張ってください! (2020年2月15日 13時) (レス) id: eddc682581 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:びっぐべいびー | 作成日時:2020年2月15日 10時

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