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 先輩が困ってるみたいだから大人しく黙った。








善逸「………俺は、先輩に告白してるんです」

 『実はたんぽぽから産まれましたって?』

善逸「いや、そっちじゃなくて……」

 『あ、ブタナ??』

善逸「ん゙ぁああもうッ!!!!!!」









 手強いどころの話じゃない。







 ついには通り掛かった村田先輩にまで話し掛け始めたし……。






 もどかしいを通り越して虚無すら感じ始めてる。








 『じゃあね、むらたん』

村田「誰ですかそれ……」








 さっきまでの会話が聞こえていたのか、気の毒そうな目で見られてしまった。





 いやほんと俺気の毒だわ。








善逸「…………先輩はどんな人が好きなんですか」

 『石油王』

善逸「せき……、えっ…?」








 石油掘れってか。







善逸「もっと現実的なやつでお願いしたいんですけど……」

 『んー、じゃあ、えっと……、あっ、善逸!!』

善逸「…………は?」








 にっこりと笑うその顔は少し悪戯気で。








 『優しいと可愛いを併せ持ってるし、ペットみたいで良い!欠点はド変態と女好きってとこかなぁ〜〜』








 あ、持ち上げてから叩き落とすタイプね。






 ちょっと期待した俺が馬鹿だった。









善逸「………俺が好きなのはA先輩だけです」

 『炭治郎達は?』

善逸「そりゃもちろん好きですけど、先輩に対する 好き とは違います」

 『禰豆子ちゃんは?』

善逸「この世のものとは思えないくらい可愛いけど違います」

 『ご馳走様でした〜〜』

善逸「はっ?ちょっ、先輩…!!?」








 今日も美味しかった〜 と満足気に席を立つ。







 いやおかしくない?このタイミングで??





 えっ、馬鹿じゃん。馬鹿すぎじゃん。









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設定タグ:鬼滅の刃 , キメ学 , 我妻善逸   
作品ジャンル:恋愛
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びっぐべいびー(プロフ) - 夕陽さん» 私も夕陽さん大好きです!!!!!おどおどさせます!!!!!有難うございます!!!! (2020年2月16日 22時) (レス) id: e79a92b9d7 (このIDを非表示/違反報告)
夕陽(プロフ) - あああやっぱりびっぐべいびーさんの作品が好きです!オドオドする善逸がめちゃっ好き……。応援してます! (2020年2月16日 21時) (レス) id: 1027af9147 (このIDを非表示/違反報告)
びっぐべいびー(プロフ) - SPADEさん» めちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます! (2020年2月15日 23時) (レス) id: e79a92b9d7 (このIDを非表示/違反報告)
SPADE(プロフ) - 好きです。めちゃくちゃタイプです。更新頑張ってください! (2020年2月15日 13時) (レス) id: eddc682581 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:びっぐべいびー | 作成日時:2020年2月15日 10時

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