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放課後。
正門前で先輩が来るのを待っていた。
『ごめん、お待たせ』
善逸「今来たところです!!!!!!」
『それ言いたかっただけでしょ』
善逸「憧れません??」
『遅い〜って可愛く拗ねられる方が好き』
善逸「分かりました。じゃあもっかいあそこら辺から小走りで来てくれます??」
『帰ろ』
準備に取り掛かる俺の腕を掴んで校舎に背を向ける。
心做しか近くなった距離に高揚して、俺の腕を掴んでいる手を取り、恋人繋ぎにしてみた。
少し驚いた顔をするも、呆れたように微笑みながら握り返してくる小さな手が愛おしくて仕方がない。
善逸「寄り道して帰ります?」
『いいんですか?風紀委員さん』
善逸「学校から一歩でも外に出てしまえばただの男ですよ」
『ただの善逸かぁ。ただの善逸はよく知らないなぁ』
善逸「学校外での先輩はどうなんですか?」
『私はただの女になっちゃうね。先輩じゃなくなる』
善逸「先輩は先輩ですよ」
『じゃあ善逸は善逸だね』
繋いだ手をぶらぶらと揺らしながら他愛のない話をする。
夢かな。
昨日までは、先輩が隣にいるってだけで嬉しい半面、物凄く緊張してまともに話せないことも多かったってのに。
今でも緊張しない訳ではないし、浮遊しそうなくらい嬉しいけど。
『ねぇ、善逸』
善逸「なんですか?」
『クレープ食べに行こっか』
善逸「いいですね。行きましょう」
『今度はチョコのやつ食べる』
あ、覚えてたんだ。
次いつ誘おうか なんて考えている間にタイミングを逃していた。
忘れてるだろうなって思っていた自分を帰ったらぶん殴ってやろう。
善逸「んじゃ、俺はいちごので」
そしてあわよくば前回みたく接吻もセットで。
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びっぐべいびー(プロフ) - 夕陽さん» 私も夕陽さん大好きです!!!!!おどおどさせます!!!!!有難うございます!!!! (2020年2月16日 22時) (レス) id: e79a92b9d7 (このIDを非表示/違反報告)
夕陽(プロフ) - あああやっぱりびっぐべいびーさんの作品が好きです!オドオドする善逸がめちゃっ好き……。応援してます! (2020年2月16日 21時) (レス) id: 1027af9147 (このIDを非表示/違反報告)
びっぐべいびー(プロフ) - SPADEさん» めちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます! (2020年2月15日 23時) (レス) id: e79a92b9d7 (このIDを非表示/違反報告)
SPADE(プロフ) - 好きです。めちゃくちゃタイプです。更新頑張ってください! (2020年2月15日 13時) (レス) id: eddc682581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:びっぐべいびー | 作成日時:2020年2月15日 10時