捨て猫と7人の王子。

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2人でちょっと歩くと、住宅街に入っていく。





その中で際立ってる家が一軒。







それを指差して、

SN「僕の家」

とか言う。








「え。」




大豪邸。


赤いレンガで囲まれる広い庭、


大きくて白い、おとぎ話みたいな家。








ポカンとしてしまう。











「お、大きいですね。あ、あはは。」







SN「7人いるから普通の大きさだと思うけど？」


真顔でキョトンとするソヌさん。








「な、な、7人家族ですか、？！」


多い。







母、父、


兄弟5人？








SN「入って〜〜！」






庭のゲート(？)をくぐって、
高級感あふれる玄関に連れて来られる。






なんだかワクワクしてしまう。









ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ




ソヌさんがインターホンを鳴らす。









、、、。

ｶﾁｯ


『ソヌヒョン？』






可愛らしい声が、スピーカーを通して聞こえてくる。








SN「今日はいい子拾ってきた！！」









いい子？




私、？









『え、ヒョンまた捨て猫拾ってきたんですか！？』






SN「え？」





『ヒョンダメですよ！！エサ代かかるんですから！！育てられないから！！！』






悲痛な声((







SN「可愛いのに？」






『可愛くても仕方ないです、』








SN「家事できる？」




突然私に聞く。






家で召使いみたいに働かせられてたから、






できます、って頷く。









SN「家事できるみたいだよ？？しっかりしてるしきっと大丈夫d、『ヒョン』







『家事できる猫なんて見たことないんですけど
　ヒョンの頭大丈夫そうですか。』








、、、いや、












話噛み合ってないよね(((










絶対。

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