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午後の部活のオリエンテーションを見終わってあっという間に帰りの時間になった。
机に座ってかなちゃんと部活について話していた。
ちなみに私はかなちゃんと一緒に調理部。
私は元々作るのが好きだけどかなちゃんは苦手らしく、人並みに作れるようになりたいからと調理部に決めたらしい。
向「なーなー！お二人さんは部活入るん？」
向井くんがニコニコしながら聞いてきた。
ブンブン振る尻尾が見える気がしてくる。
「私達は調理部に入るよ。」
遠「Aちゃんにまともに料理出来るように教えてもらうんだ！」
向「そういや宇佐美ちゃんはお菓子作るの趣味言っとったな！作ったら食べさせて！」
遠「私は？」
向「……俺はなー！写真部に入るんよー！」
遠「酷くない？！」
話を聞いてないフリをする向井くんとかなちゃんはギャーギャー言い合いを始めた。
すると岩本先生と話しに行っていた目黒くんがこっちに気付いて私の隣に来た。
目「康二と遠藤どうしたの？」
「えっと、私達調理部入るんだけどね？かなちゃんは苦手克服の為に入るんだって。康二くんが私が作ったら食べたいって言ったんだけどかなちゃんはスルーで言い合い始まっちゃって。」
目「ふーん。」
横に立ってた目黒くんはしゃがむと「うさぎ。」と呼んだ。
目「作ったの、俺も食べたい。」
「えっ、あ、うん！あげるね！」
急に目線が近くなって心臓の鼓動が早くなった。
甘いの好き？と聞くとめちゃ好きと返ってきたから目黒くんは甘党みたい。
部活ももちろんサッカー部でスポーツ推薦で入ったらしく、サッカーしてる所を見てみたくなった。きっとすごく上手いんだろうな。
「あ、そうだ。目黒くん、向井くん。」
向井くんはかなちゃんに耳を引っ張られてて半泣きだったが呼ばれて助かったとすぐ近くに来た。
「身体測定の時…ありがとう。凄く嬉しかった！」
目「当たり前の事言っただけだよ。」
向「せやで！また身長の事言われたら俺らまた言い返したるからな！」
2人の優しい言葉に涙腺が緩んだけど我慢して笑顔でありがとうと言った。
目黒くんは立ち上がって優しくポンと手を私の頭に乗せた。
目「うさぎは頭撫でやすくて良いと思う。」
「…ありがとう？」
褒め言葉なのか微妙だけど優しく撫でてくれて照れてしまった。
目の端で向井くんとかなちゃんが小声で話していて仲良いなと思っていた。
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カギしっぽ(プロフ) - 陽和さん» 陽和さんありがとうございます(^^)忙しく更新がなかなか出来ていないのですが少しずつ書いてはいますのでもうしばらくお待ちください！ (6月10日 1時) (
レス) id: 2eddb9ff5e (このIDを非表示/違反報告)
陽和(プロフ) - 初めまして！とても楽しく読ませて頂きました！！面白くて、一気に読み進めちゃいました！続きも楽しみに待ってます！！頑張ってください！応援しています(´ω｀*)！ (6月5日 22時) (レス) @page25 id: 344911ff21 (このIDを非表示/違反報告)
カギしっぽ(プロフ) - 大福さん» 大福さんありがとうございます！面白いと言って貰えて嬉しいです(^^)更新頑張ります！ (2022年10月1日 0時) (レス) id: 2eddb9ff5e (このIDを非表示/違反報告)
大福 - めっちゃ面白いです！私、学校のお話とかあんまり好きじゃないんですけど、このお話は、自分と重なるところがあって面白いです！頑張ってください！！ (2022年9月30日 21時) (レス) @page3 id: 3af7ca601d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カギしっぽ | 作成日時：2022年9月26日 23時
