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原田「あ、やっぱり嫌だった…?」
「い、いいいい、いいえ。そんなことはありませんよ。
私なんかのために…ありがたいです、…でございます。」
原田「Aちゃん?大丈夫?」
「大っ丈夫っですっ!!」
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私なんかが人を選ぶ権利なんてないし・・・
むしろ有り難いですし・・・
でも縁がないと先ほど豪語した執事ですし・・・
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ほんとに?
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原田「きっとAちゃんが学校から帰る頃にはもう来てると思うから…」
「学校…?あぁっ!!!時間!バス来ちゃう!」
こんな大事な話の最中に時間に追われるなんて!!
急いで身支度を済ませ玄関へと走った。
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バタバタと落ち着かない中、玄関で振り返って笑顔を作った。
「3年間ありがとうございました!
次のお仕事も頑張ってください!」
私にかけられる言葉なんて少ないけど、
原田「ありがとう。またどこかで会いましょうね。」
「はい!では、いってきます!
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お幸せに!」
原田「え!?なんでっ・・・。」
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そのお腹が少し前から大きくなってたことは気付いてましたよ?
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作者名:おみ | 作成日時:2014年3月1日 0時