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リビングの時計を覗けば21:45をさしていた
まだ寝るには早いよねー…
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ていうか、執事の人っていつ寝てんの?
亮くんも安くんも、
私が寝るまでリビングにいたし
起きれば絶対に朝ごはん作って待っててくれたし。
え、まさかの
不眠不休・・・!?
よく体もつな・・・。
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で、
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渋谷さんどこいった?
「渋谷さぁーん、戻りましたー。」
少し大きな声で言ってみてもやっぱり反応は無し。
・・・ま、いっか。
今日はシャワーにして、課題さっさと終わらせて寝る!
そうしよう!
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シャワーも終え、自室に向かおうと思ったんだけど、
『さすがに明日の朝はいるよね・・・。』
と、思い置き手紙を残すことにした
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渋谷さんへ
今日は朝から晩まですいませんでした。
帰ってこられていきなりで申し訳ないのですが、
明日の朝食を作っていただけると嬉しいです。
では、おやすみなさい。
A
−−−−−−−−−−−
読んでくれるかもわからないし、
それ以前に気付くかどうかも怪しいけど
一応、ね。
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それからやっぱりなんの音沙汰もなく
朝をむかえた
「おはよーございまーす・・・。」
いるかな?ちょっと心配。
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渋谷「おはようございます。すぐ朝食の準備をいたします。」
「あ、ありがとうございます。」
なんだ、普通にいるじゃん。
昨日はどうしたんだろ・・・
気になる・・・けど
私情に首は突っ込まれたくないよね…。
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なぜか渋谷さんには
今までは感じ無かった
“壁”
を感じてしまった。
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作者名:おみ | 作成日時:2014年3月1日 0時