恐らくお嬢様。［∞］ (ページ4)

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急に・・・

どしたんですか。

「き、今日ですか？」

原田「うん、今日。いろいろとあって・・・。急でごめんね。

　言おうって思ってたんだけど言いづらくて…。」

目を伏せ微笑む原田さんの表情からは

今まで言えなかったという苦味が見られた

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「・・・原田さんにも事情がありますもんねっ！！

　私は大丈夫ですよ！自分でどうにかしていきます！

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　寂しいですが・・・。」

これまで傍に居てくれた人が離れることは、

少し、…いやとても寂しい。

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家に一人だしねー…

そりゃね、寂しいよ。

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「家…ガランとしちゃいますね(笑)」

原田「あ、それでね、ご両親とも相談したんだけど

　新しい人を雇うことになったの。大丈夫だった？」

「…はぁ。全然大丈夫ですよ！」

原田「良かったー！事前に確認できなくてごめんね。

　これで新しい執事の方も安心して働けるわね。」

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執事？

しつじ？

シツジ？

shitsuji？

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ひつじ？(メェー。)

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「ええええぇぇぇぇぇぇぇっっっｯｯｯ!!!!!!!??

　執事ですかぁぁぁぁｯｯ！？？」

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どうやら私が

“お嬢様”

…になる日もそう遠くはない様子。

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