恐らくお嬢様。［∞］ (ページ24)

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それから毎晩他愛もない話をして

安くんからもいろんな話を聞かせてもらえた。

そんな安くんと生活を始めて３日目を迎えた日

いつも通り起きて朝ごはん食べようかなーと思って

リビングに向かったんだけど・・・

「おはよーございまーす。」

・・・・・・・・・

((ｼｰﾝ))

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安くんがいない。

あれ？

あ、ご飯は・・・

作ってある。

ありがとうございます。

トイレ・・・？

執事なのに…？

いや、人間だもの、そういったこともありえるか。

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それからご飯を食べ終えて仕度を終えても現れなかった安くん。

こんなこと１回もなかったのになぁ・・・。

朝は、

「おはよぉっ！」って言って挨拶してくれるし

家を出るときは、

「いってらっしゃーい、気をつけてなぁ？」って笑顔で送り出してくれるんだけど…

さみしいな・・・。

ひとりってこんな寂しかったっけ？

って、何執事に依存してるんだ、自分！

怖い怖い！

普通は１人でいるものなんだから。

これが一般的なんだから。

寂しい、なんて思っちゃダメ

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結局誰もいない家に向かって

「いってきます。」

そう呟いて家を出ることにした

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((ｶﾞﾁｬｯ))

((ｶﾞﾝｯ))

え？

なんかにぶつけちゃった…。

恐る恐るドアの向こうを覗いてみると

うずくまってる男性が１名。

誰・・・・・？

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じゃなくてｯ

「す、すみませんｯｯ！！！怪我、しましたよね！！！」

「き、気にせんといて…ください…。だ、大丈夫ですｯ…。」

いやいや、言葉の発し方が大丈夫じゃないですって！！

どこぶつけちゃったんだ！？

男性の前にしゃがみ様子を見ようとした

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「お嬢様、パンツの上から黒いやつはくんや・・・。」

・・・え？

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なんだって？？？？

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