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部活を終えてそのままショッピングモールへやって来た私達は、一直線に水着売り場まで足を運んだ。海に入るには少しだけ遅いこの時期でも、まだまだ夏を満喫しようと色彩豊かな水着を手に取る人が数多くいる。
端から順に目を通してピンとくるデザインを探す私に対し、先程から清水先輩がやたら露出の激しい水着ばかり選んで持って来る。意味ありげに口元を綻ばせる姿を見て、揶揄われ始めたのだと途中から理解したが。
「これなんていいんじゃない？」
『こっ、こんなの着れないですよ！清水先輩さっきから選ぶ基準おかしいですって！』
「似合うと思うけど」
「無理です無理です！そもそも私、あんまり胸が・・・あれなので、逆に恥ずかしいというか」
渡されたド派手な水着を突き返して言葉を濁らせれば、自分で言っておいてなんだか虚しくなった。
随分昔に買った水着を家に帰ってから確認したら、全体的なサイズは小さくなっていたのに胸の辺りだけあまり変わっていなくて思わず涙が出そうだったもん。成長期ってなんだっけ？
こんな露出の高い水着は清水先輩みたいなナイスバディが着るから映えるわけで、私みたいな平々凡々が着たら逆の意味で目立ってしまう。
「前も言ったけど、Aちゃんは自分が思ってるよりずっと可愛くて魅力的だよ？」
「そうだよ！それに影山くん、きっとAちゃんの水着姿楽しみにしてると思う！」
『・・・そ、そうかな』
想い人の名前に身体が反応を示す。鮮やかな水着を瞳に映しながら、込み上げるくすぐったさをひとり噛み締める。
＿＿＿楽しみに、しててくれてるといいな。
自分の水着姿で喜んで欲しいなんて烏滸がましいけれど、可愛いと思ってもらいたい乙女心を抑えることなんてできっこない。
持っていた水着を戻して視点を移せば、可愛らしいフレアトップにデニムパンツが付いている水着が目に留まる。今まで見てきた中で一番しっくりくるかもしれない。
「わぁっ、それ可愛い！Aちゃんショートパンツとかも似合いそうだもんね！」
「うん、私もそれ凄く似合うと思うよ」
『・・・じゃあ、これにしようかな』
これなら胸元が露出することないし、フリルが付いていて可愛らしいし一石二鳥。あまり派手なのは飛雄がやめろと言っていたから、これくらいが丁度いいかもしれない。
顔を赤らめながらも喜んでくれる反応を想像して、抱えた新しい水着をレジへ持って行く。
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惠音(プロフ) - kazo62さん» 永遠にならないようなるべく頑張ります....！笑。楽しみにしてくださってると思うとやる気もメキメキ湧きますので！ご期待に応えられるよう励みますので、これからもよろしくお願い致します！ (8月9日 17時) (
レス) id: eb865940ec (このIDを非表示/違反報告)
kazo62(プロフ) - 惠音さん» ああああ本当ですか！是非よろしくお願いしますっっ永遠に待ちます！惠音様のペースで全然大丈夫ですので！これからも応援しています！頑張って下さい！ (8月7日 7時) (レス) id: b69daefb3c (このIDを非表示/違反報告)
惠音(プロフ) - kazo62さん» ドキドキして頂けて光栄です！月島くんのお話しもずっと書きたいと思っていたので！月島くん素敵ですよね！！まだ先にはなってしまうかもしれませんが気長に待ってくださると嬉しいです....！ (8月6日 21時) (レス) id: eb865940ec (このIDを非表示/違反報告)
惠音(プロフ) - コパンダさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！キュンキュンしてもらえて嬉しいです....！完結までもうしばらく続きますので楽しんでもらえたら幸いです〜！！ (8月6日 21時) (レス) id: eb865940ec (このIDを非表示/違反報告)
惠音(プロフ) - あもんさん» 無事に6章も終わりました！甘々を堪能頂けたでしょうか....？！7章も甘々なので引き続き読んでもらえたら幸いです！ (8月6日 21時) (レス) id: eb865940ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：惠音
| 作成日時：2023年5月27日 19時
