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清水「私はバニーガールを着て欲しかったんだけど、Aちゃんが断固拒否だったから」
A『あんなの無理に決まってるじゃないですか！』
谷地「露出凄かったもんね」
色とりどりな衣装を床に並べながら清水先輩が推してきたのは露出の多いバニーガールだった。それを片手に口端を吊り上げる姿に”あぁ、始まった”と全てを察した私は瞬時に突き返して見せた。あんなの、清水先輩が着てこそ価値があるようなものじゃないか。
残念そうに肩を落とす清水先輩に訝しげな眼差しを流すと「バニーガール・・・」と蚊の鳴くほどの声が耳朶を打つ。目の前の飛雄へ視線を持ち上げれば小難しい表情をしている。まさか脳内変換でもしているのだろうか、本当にやめて欲しい。
考え込むように伏せていた目蓋が持ち上がり視線がぶつかると、気まずげに蒼い瞳が外された。
菅原「駄目だよ清水、そんな露出の多いAちゃん見せたら影山が大変なことになるだろ」
日向「ぷっ、確かに。お前鼻血で失血死しそう」
影山「人を変態みたいに言うんじゃねぇ」
日向「変態だろ。散々やりてぇって言って───ぅぐっ！？」
影山「あぁ悪い、手が滑っちまった」
肩を竦めた菅原さんの発言に便乗した日向くんが揶揄の色を滲ませる。下から覗き込む日向くんが投下した爆弾はギリギリ不発に終わったが、あれじゃほぼ言い終えているようなものじゃないのか。
瞬時に反応を示した飛雄の右手が勢い良く日向くんの両頬を下から鷲掴みにする。一体何をどうしたらそんなふうに手が滑るんだ。言葉の先を許さない無言の圧がメキメキとその両頬を軋ませて、僅かに足が宙に浮く日向くんが青ざめた顔で親指を立てている。おそらく「分かった」と言いたいのだろう。
”皆にそんな話をしているのか”と思うと羞恥心で顔を覆いたくなった。包み隠さず己に素直なところが飛雄らしいが、私の知らない場所でそういう話をされているというのはやはり恥ずかしくて堪らない。
恥ずかしさで両手をモジモジと遊ばせる私の頭に何かが装着され、恐る恐る触れて確認してみるとどうやらウサギ耳のカチューシャみたいだ。
清水「バニーガールが駄目ならせめてウサギの耳だけでもつけてみて。Aちゃん絶対似合うから」
A『・・・はぁ、』
赤ずきんに何故ウサギ耳なのかと疑問はあったが、やたら満足気な清水先輩を見たら何も言えなかった。
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惠音(プロフ) - 名無しさん» キュンですね〜！素敵なシチュありがとうございます！勉強会の話が終わったら、ちょいちょい物語動かしていこうかな〜と思っています！永山さんも登場する予定なので楽しんでもらえたら光栄です....！ (2月12日 19時) (
レス) id: eb865940ec (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 欲望が抑えられないです (2月11日 23時) (レス) id: 5d4eebdee6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - ほのぼの会やちょい甘な会もいいけど、最近出てこなくなった永山さんが影山にアクションかけて夢主ちゃんが不安になってちょっと永山さんと取り合い的なのしてそれでも夢主ちゃん以外に興味ない影山にカウンターくらって影山と夢主ちゃんの激甘な会が見てみたい (2月11日 23時) (レス) @page44 id: 5d4eebdee6 (このIDを非表示/違反報告)
惠音(プロフ) - Lunaさん» 大好きだなんて嬉し過ぎます....！性癖に刺さる影山くんになれていて良かったー！少しでも日々の癒しになれたら嬉しいです！ (2月5日 7時) (レス) id: eb865940ec (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 惠音さん» わぁー！お返事ありがとうございます！ほんと無限大です！！惠音さんのお話大好きです！！ (2月4日 23時) (レス) id: ae56522889 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：惠音
| 作成日時：2023年12月9日 20時
