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(影山side)
影山「金髪と・・・なんだっけか」
日向「ひょろ長い感じの人！」
月島「いや絶対に出てこないから。他にもっとちゃんとした情報ないわけ？」
日向「あっ、フランスのミドルブロッカー！」
影山「それだ」
山口「おお！だいぶ絞れるんじゃない？」
月島「金髪でひょろ長いのくだりなんだったの」
影山「それは結局お前のことだったんだろ」
月島「・・・もういいから早く検索して」
まるでひどい頭痛に耐えるかのようにこめかみを押さえる月島をひと睨みし、再度ケータイの画面へ視線を落とす。入手した最新の情報を頭の中で並べながら指を滑らせたとき、湧いた焦燥と予感が稲妻のように駆け巡った。
───・・・まずい。ここで検索をかけたら、今までの検索履歴がバレるんじゃないのか。
途端に嫌な汗が噴いた。入力を催促するための点滅だけがそこに映り、文字を打ち込む予定だった指は画面スレスレで凍ったように停止する。
あんなことを必死に検索していたなんて絶対に知られたくない。特にこいつらなんて以ての外だ。有り得ない。最近ではケータイの検索サイトが知識豊富な友人みたいなもので、誰にも聞けないようなことばかり調べてしまっている。特にここ数ヶ月は。見られたら間違いなく”変態”というレッテルを貼られるだろう。
日向「なんだよ、勿体ぶってないで早く調べろよ」
影山「・・・急にどうでも良くなった」
月島「は？」
影山「気になるなら自分で調べろ」
日向「ケチ山！！」
山口「まぁまぁ、じゃあ俺が調べてみるよ」
此処に来ての撤退はかなり無理があるかとは思ったが、どうやら山口が引き継いでくれるらしいから大丈夫だろう。強ばった身体を解すように安堵を吐き出しながらホーム画面へ戻る。映し出されたAの浴衣姿に、緩やかになり始めていた心臓が再び大きく跳ねる。
＿＿＿そうだ、気を抜きすぎていて完全に忘れていた。
撫で付けた焦燥を誤魔化すより早く、日向の馬鹿でかい好奇心の声が響いた。
日向「うわっ！こいつAを待ち受けにしてる！」
影山「お前それ広めたらマジで潰すからな」
幸か不幸か、見られたのは日向ひとりのようだ。早くも月島達に言いふらしそうなオレンジ色を上から押さえ付けると、地鳴りにも似た低い声音で脅しをかけておく。
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惠音(プロフ) - 名無しさん» キュンですね〜！素敵なシチュありがとうございます！勉強会の話が終わったら、ちょいちょい物語動かしていこうかな〜と思っています！永山さんも登場する予定なので楽しんでもらえたら光栄です....！ (2月12日 19時) (
レス) id: eb865940ec (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 欲望が抑えられないです (2月11日 23時) (レス) id: 5d4eebdee6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - ほのぼの会やちょい甘な会もいいけど、最近出てこなくなった永山さんが影山にアクションかけて夢主ちゃんが不安になってちょっと永山さんと取り合い的なのしてそれでも夢主ちゃん以外に興味ない影山にカウンターくらって影山と夢主ちゃんの激甘な会が見てみたい (2月11日 23時) (レス) @page44 id: 5d4eebdee6 (このIDを非表示/違反報告)
惠音(プロフ) - Lunaさん» 大好きだなんて嬉し過ぎます....！性癖に刺さる影山くんになれていて良かったー！少しでも日々の癒しになれたら嬉しいです！ (2月5日 7時) (レス) id: eb865940ec (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 惠音さん» わぁー！お返事ありがとうございます！ほんと無限大です！！惠音さんのお話大好きです！！ (2月4日 23時) (レス) id: ae56522889 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：惠音
| 作成日時：2023年12月9日 20時
