ブース ページ19
ヤン社長は
お手並み拝見
てな感じで、Aが奏でるメロディをジーーと聴いていた。
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ヤン「君、楽譜は描けるのか？」
A「簡単なモノしか・・・」
ヤン「そうか。じゃあマズ学校に行かないとな。」
A「？」
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返答期限は明日。
A「どうしよう・・・」
才能の種を見つけて
芽生えさせるのが趣味のヤン社長は
Aを学校に通わせてくれると言った。
ジヨン「・・・どうしたいの？」
A「わからない。
そんなことしてもらっても・・ただ学校行きました〜で終わりそうだし」
ジヨン「・・・そっか。
お前・・・マダ時間大丈夫？」
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ジヨンに連れられて
彼の専用スタジオに来たA
誰かに電話をし始めるジヨンの横で
鍵盤に指を乗せてみる。
しばらくして
ヨンべ「お疲れ〜bro〜」
と入ってきたのはフワフワ頭のヨンべ。
状況を把握出来ないAに
ジヨンが丁寧に説明をする。
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ジヨン「ヨンべは唄う。俺も唄う。お前は弾く。わかった？」
A「？？？」
とりあえずワケがわからないけど
ジヨン「お前が病院でやってたヤツ。
あれ、今弾ける？」
弾いてみることにした。
A「う・・・ん。これかな？」
ジヨン「そう、それ」
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Aが弾き終えると
すぐにそれを再生して
ぽちぽちとアレンジを加えていくジヨン。
そしてまた再生して。
どんどんと変わっていく曲の雰囲気に
息を飲むAの隣で
気持ち良さそうに踊るヨンべ
手には一枚の紙を持っていた。
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ジヨン「さて。いきますか？」
ヨンべ「イエッサー」
ジヨン「俺がもう一回って合図したらこのボタンな？
はい、ヘッドフォンつけて？」
ぽちぽちを終えたジヨン達は
Aにヘッドフォンを渡すと
スタジオの奥の、レコーディングブースへと入って行った。
そして
ガラス越しに
スタートの合図をした彼にあわせて
スタートボタンを押した。
A「・・うわ・・・」
Aの耳に入ってきたのは
アレンジされた自分の曲
ヨンべの綺麗な声
ジヨンの繊細なラップ
それらが絶妙に絡み合ったモノだった。
彼らが唄うのを止めて
「もう一回！」
の合図を出しているのに
それに反応できない程に
Aの目からは大粒の涙が溢れてていた。
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きゃきゃきゃ - 最高 (2015年7月5日 23時) (
レス) id: 2ce84f8967 (このIDを非表示/違反報告)
crazY(プロフ) - キュンキュンしましたーーー！！！！卒業後の話も気になってます←（笑） (2014年5月30日 16時) (レス) id: cef302b1df (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - 最高です！！！！ (2013年12月25日 0時) (レス) id: 238643a222 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴンフルーツ(プロフ) - 最後幸せすぎて涙でました(。。*) もうきゅんきゅんでした！！ 楽しかったです♪♪ (2013年11月30日 1時) (レス) id: 71c9064c70 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - ジヨンと主人公の会話が可愛くてキュンキュンしちゃいます！！なんだか読み終わったら幸せになれます！ (2013年11月14日 0時) (レス) id: d8d35c5001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タムタム | 作成日時：2013年3月13日 7時
