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us「レトルト」
やってしまった。
女の子、しかも年下に。大人気ない。
rt「ごめっ…！でも、ほんと俺もタメ口でも大丈夫だから…！」
『…ありがとう、レトさん』
……………。
ちょっと場が静まる。俺のせいだ。
us「…よし、動画撮ろうか。A、今日は大人しくしてろよ。絶対だからな。混ざってきたら合鍵返してもらうからな」
『分かったからマジでそれだけはやめて私の別荘なのに』
us「うちを勝手に別荘にするな」
Aちゃんは退出し、俺たちは実写でボードゲームをやる。
動画を撮っているというのに、頭の片隅にはAさんの少し傷ついたような顔がずっといて。
終わったら謝ろう。そう思っていた。
実写を撮り終え、Aさんを呼ぶ。
『終わった？』
us「おう。お前今日帰るだろ？」
『一旦帰るけど、また来ていい？』
us「まぁ俺は予定ないしいいけど。泊まる？」
『そうしたい』
ky「待て待て。お前ら普通に話してるけどなに？付き合ってないんだよな？なに普通に泊まりの約束してるの？？」
『だってここ別荘だし』
gt「うっしー狼に食べられちゃうよ？」
『大丈夫。何年もこんな感じだから』
その会話を黙って聞いていた俺だが、
一瞬Aさんと目が合う。が、逸らされてしまった。
声出せ俺。謝るのに壁とかあらへんぞ。
rt「…Aさん」
『ん…？』
rt「ごめんな。怒るつもりなかってん…」
『大丈夫だよ。怒ってたらあんなに慌てないもんねw
けど、ちょっと怖かったから…私のことさん付けやめたら許してあげる！』
rt「ほんまにごめん！！A…ちゃん！Aちゃんでええ？」
『うん！その方が嬉しい！』
これが、Aちゃんと、俺達の初対面。
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なちこ(プロフ) - 初めまして！ランキングから気になって一気に読ませていただきました！壁システム発動させるrtさんに思わず笑ってしまいました笑夢主ちゃんの過去も気になるし、続きが気になるお話で楽しく読ませていただきました！更新、楽しみにしております！ (2021年8月6日 3時) (
レス) id: b338af306c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおたん | 作成日時：2021年7月17日 16時
