お兄ちゃんと ページ10
us「Wii partyするか」
『唐突だね』
us「…俺が編集してる間暇だってちょっかいかけてきて、俺が構わなかったら拗ねてスマホいじってたAちゃんには素敵な素敵な提案だと思ったんだけどなぁ〜」
『………やる』
us「なんでそんな不満顔なのw」
『そんなツンデレみたいに見られてたのが不服』
us「お前ツンデレみたいなもんじゃん」
『絶対違うから！！』
『あっ！これやろ！相性診断ってやつ！』
us「これ結局ミニゲームだから相性もクソもないんだよなぁ」
『そういうこと言わないの！』
お兄ちゃんとWii partyを楽しんだ後、今日もお兄ちゃんの家に泊まろうと思っていたが、着替えが減ってきたので一度家に帰らなければならない。
『……はぁ』
us「…ついていこうか」
『んーん。大丈夫』
家に帰り、ピンヒールを見つけた瞬間2階の自室へダッシュする。最悪。
すぐに着替えをバッグにつめて、様子を伺いながらダッシュで家を出る。
よかった。見つからなかった。
ｶﾞﾁｬ
『ただいまお兄ちゃん』
us「おかえり……ってめっちゃ息きれてるじゃん」
『走った』
us「まぁ怪我してなくてよかった」
…この流れで察した読者様もいると思うけど、今は話さないでおきますね。まだレトさん、キヨくん、ガッチさんにも教えてないから。
us「あ、そうだ。飲み行かねぇ？」
『え？』
us「俺が奢ってやるからさ」
『うーん……居酒屋あんま好きじゃないんだよなぁ………』
us「もちろんお前が行きたくないのに行かせるつもりはないよ」
『…いや、いく。お酒飲んでもいい？』
us「………いいよ」
居酒屋なんて久しぶりにきた。
お兄ちゃんは生を。私はカシオレを頼んだ。
私はお酒が弱いし嫌い。普段は絶対飲まないが、たまに飲みたいと思う時がある。
お兄ちゃんも理解してくれていて、私がお酒を飲むのを止めない。
『……あまい』
us「…もう顔赤いぞ」
『一口しか飲んでないのにね』
その後、おつまみが沢山来て、食べながら、私とお兄ちゃんはずっと話してた。くだらないことも、実況のことも、愚痴だって。なんでも話した。
お兄ちゃんだから、なんでも話せる。
us「…無理にとは言わないんだけどさ、あいつらに言うつもりはない？」
『………………………ない』
us「…そっか。それでいいよ」
彼らは信頼できるのわかってる。でも、怖いんだ。
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男の人が。
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なちこ(プロフ) - 初めまして！ランキングから気になって一気に読ませていただきました！壁システム発動させるrtさんに思わず笑ってしまいました笑夢主ちゃんの過去も気になるし、続きが気になるお話で楽しく読ませていただきました！更新、楽しみにしております！ (2021年8月6日 3時) (
レス) id: b338af306c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおたん | 作成日時：2021年7月17日 16時
