いい思い出ではない【ci】 ページ6
ようやく……ようやく！予定が合った！
お互い仕事が忙しく、休みの日でもチーノは撮影があるしで、なかなか予定が合わずに最近会えてなかったのだが、ようやく休みがあった。
水族館とか、遊園地とか、もちろん楽しそうだけど、
私達は車で1時間の場所にある大型ショッピングモールにきていた。
なんでかというと、私の好きなブランドの服がここにしかないからだ。知ってて付き合ってくれるチーノも優しい。
「Aー、欲しいのあった？」
『うん！でもなぁ、どっちにしよかなぁ…』
「俺がどっちも買ったるやん。その2つでええ？」
『え、いいの？』
「俺彼氏やで？休み合わんかったのも俺が撮影あったからだし。それくらいさせてや」
『…ありがとうチーノ』
「今日は俺が何でもしたるから」
『じゃあちゅーして？』
「ん」
『待って違う今じゃない冗談冗談』
久しぶりにチーノに会えて、いつものふざけたノリができて、自然とテンションが高くなる。
『私お手洗い行ってくるね』
チーノに荷物を任せてお手洗いに行き、戻ると、チーノと知らない女の人が話していた。
逆ナン…にしては親しげだ。
ふわふわした服を着ているその人は、顔も服も可愛い系で、どちらかといえば綺麗なシュッとした服を好む私とは正反対な女性だった。
どのみちチーノの元へ戻らなきゃいけないので近付いてみると、
「久しぶりやなかれん」
krn「ほんまやなぁ、3年振りくらいじゃない？」
「そんな経つか、最近どう？元気？」
krn「元気だよ、チーノは？」
「俺もいつも通りやで」
�爐�れん��
彼はそう言った。知り合いらしい。
……普通じゃん。女友達がいても当たり前。チーノコミュ力高いしね。私にも男友達いるし。
krn「それ女物のブランドだけど彼女の？」
「せやで」
krn「えー、チーノ彼女できたの？昔よりかっこよくなってるし、私また狙っちゃおうとか思ってたのにー」
「マジ？それ俺に言うの？w」
krn「まぁチーノだしw」
そんな会話が聞こえた時、大声で、チーノは私のだから！って、言ってやりたかった。
でも私にそんな勇気ない。
私には、ゆっくり近付くことしか出来ない。
『…ダメ』
krn「ん？あ、彼女さん？………珍しいね、チーノが美人系の人彼女にするなんて。歴代彼女みんな可愛いのに」
歴代彼女、なんて聞きたくなかった。チーノも話さないし、私も聞きたくない。
いるのは知ってたけど…、目を背けてきた。
…やめて。それ以上言わないで。
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あおたん(プロフ) - ごうきちさん» ありがとうございます！！ (2021年6月13日 18時) (
レス) id: 4dbc14f3d3 (このIDを非表示/違反報告)
ごうきち - すこ (2021年6月12日 20時) (レス) id: bba843ca7a (このIDを非表示/違反報告)
あおたん(プロフ) - #ゆー@元祖みぃ〜ちゃんさん» ありがとうございます〜！！！思いつくままに書いてるので文がおかしいところがあるかもしれませんが、そう言っていただけて嬉しいです！これからも頑張ります！！ (2021年6月3日 21時) (レス) id: 4dbc14f3d3 (このIDを非表示/違反報告)
#ゆー@元祖みぃ〜ちゃん - 後編おめでとうございます！！これめちゃめちゃ好きです！！これからも頑張ってください！！ (2021年6月3日 18時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおたん | 作成日時：2021年5月30日 2時
