好きなんだけど【sha】 ページ12
俺の彼女は俺の解釈ではツンデレというやつだ。
『シャオロンのバカ！』
『ほんと空気読めへんなシャオロンって』
『なに見てんねんシバくぞ』
ツンデレ………です。ツンデレなんですー！
デレる時はデレます〜！！！
…いや、聞いてくれ。付き合ってるのは嘘じゃない。流石に俺も不安になって聞いた事はあるが本人が付き合ってると言ってくれたので間違いない。
「あんな、A？」
『なに？』
「俺らって、つ、付き合ってる…よな？」
『何アホなこと言ってんねん付き合っとるやろ』
「だって……」
『……まぁ、私も悪いとは思っとるんやけどね。口が悪いのはさ。でも、
シャオロンのこと嫌いなら付き合ってないって』
「〜〜〜っ好き！」
『やめろ！くっつくなって！！』
くそ美人顔面偏差値114514でこんなん言われたら惚れ直すよね。
そんなこんなで付き合ってることを認めてもらえたわけやけど、1つ、俺の中で重大なことが発覚した。
「あれ、……Aから好きって言ってくれたことなくね………？」
そこで単純な俺はとある作戦を立てた。
その名も！
嫉妬させよう作戦！！
ありきたり？知ってるわ黙ってろ。
ま、とりあえず女子にいつも以上に話しかけるとかそういうのは普通に無理なので、メンバーに協力を求める。
まぁサイズ感的にロボロやな。うん、ロボロしかない。
「これを着ろ。女装しろ。はよ」
「おいシャオロンなんやこれは」
「協力してくれたら飯奢るから何も言わずに着ろ」
「いや開口一番「女装しろ」につっこまん方が無理や」
「とりあえず着てくれ。んで飯行くぞ」
「…もう最悪女装はええわ。んで？メイクとかはどないするん。流石に顔が男すぎるぞ」
「そんなん適当にやったらええんちゃうん。お前手先器用やん」
「投げやりになるのやめてくれませんかね」
「「てかこの会話に時間掛けすぎじゃね？？？」」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 204人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あおたん | 作成日時：2019年8月3日 15時
