と ページ30
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私がしっかりしなきゃって気持ちがあって
ドキドキすらしないし逆によかったかも…
「ベク、苦しい」
BH「あいつは？」
「もういないよ」
それでもベクは怪訝そうにまわりを
キョロキョロ見て疑っている
BH「よし、今度こそ駆け抜ける！」
決めたようにそう言うと私から離れて
走り出したとこで止まって引き返してきた
「おい、私忘れてたでしょ」
1人で逃げようとした！最低！
BH「あ、すっかり」
私の手を引っ張って立ち上がらせると
またキョロキョロして走り始めた。
10分後…ー
「最っっ低！！！」
バシッとベクの肩を叩いてやった。
なぜ私がこんなに怒っているのかというと、
あの後ベクは見事なビビリっぷりを発揮して
私を置いて行ってしまったからだ。
しかも途中でお化けと間違われて叩かれる始末
BH「けどお前全然平気だったろ？」
「そういう問題じゃない！」
BH「あーごめんごめん！」
手を合わせて謝るけど誠意が感じられない
「あんた、これ本物の彼女にやったら
絶対フられてるんだからね！」
BH「ごめんってば〜」
あ、さすがにシュンとしてる。
なんだか子犬みたい
「もういいよ、私だし」
私シュンとしたベクに甘い気がするんだけど…
もう夕方になって少し暗くなってきた
BH「なあ、観覧車乗ろう！」
「いいけど…」
すっごくベタというか定番。
この観覧車変なジンクスとかないよね？
てっぺんでチューしたら系のやつ。
さっきのお化け屋敷でベクとの感覚取り戻せたからこのまま帰りたい気分なんだけど…
BH「やった、空いてる！」
無邪気にスキップするベク見てたら
乗ってもいいかなって思った
『それではいってらっしゃいませ〜』
私とベクは向かい合わせに座る
BH「観覧車とか超久しぶり」
「私も…ちょっと、揺らすな！」
小学生じゃないんだから
「うわ〜これ絶対てっぺんから
見たら景色綺麗だと思う！」
BH「女子かよ」
「……」
いつものごとく足を踏もうとしたら
すれすれのとこでかわされてしまった
BH「バーカ、もうお前の
パターンは分かってんだよ！」
「…ずるい」
私がベクと馴れ合ったみたいな、
そんなこと言うなんてずるいし悔しい
BH「ずるくない、俺が賢いだけ」
「隙あり！！」
ベクの足を捉えて踏んづけた
BH「はあ？お前こそ今のずるいだろ！」
2人でワーワー言い合って笑って
静まったときにベクがポツリと言った
BH「俺、Aといると楽しい。
お前に偽彼女頼んでよかった」
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ぺっぱー(プロフ) - 皆さんご意見ありがとうございます！今のところ純粋ジョンインが優勢です！GW明けるまでお待ちください（ ｉ _ ｉ ） (2015年5月5日 2時) (
レス) id: 24e63b9e6b (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読んでいます。悪い男カイくん希望です！！これからも更新頑張ってください♪新しい小説も期待しています(*^^*) (2015年5月3日 8時) (レス) id: e8281836be (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 純粋カイくん希望です(ToT)/~~~！ (2015年5月2日 18時) (レス) id: ef40acba78 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます、純粋ジョンイン希望です(^-^)更新頑張ってください！ (2015年5月1日 20時) (レス) id: 27b3252a95 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 悪い男ジョンイン希望です、えくそで悪い男系が似合うのってジョンインが一番だと思うし、ぺっぱーさんが書く悪い男系読んでみたいです！更新楽しみにしています(*^◯^*) (2015年5月1日 18時) (レス) id: 1aa3a97e7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺっぱー
| 作成日時：2015年4月21日 5時
