真実 5 ページ15
「…あっ」
照史「え！？何泣いてんの！！」
望「誰に泣かされたんや！言ってみ！」
「…あ、いや、えっと、」
プライベート姿な照史君と小瀧君という、なんともこのタイミングで会うのには気まずくて仕方なかった
淳太「あ、ごめん！お待たせ……あれ、Aやん。え、お前ら泣かせたん？」
照史「違うって！今、こっちからAが泣きながら走ってきて、」
望「誰に泣かされたんや！早く言え！」
何とも言えない重量感のある、小瀧君の圧力
柊真「A！！」
まさかの、自分を追いかけてきた柊真君までここにやってきてしまった
望「お前が泣かせたんか？！」
柊真「え？えっと、それは…」
「柊真君は関係無いんです…ホンマに」
柊真「そんなことないって、俺が…」
照史「え、付き合ってんの？」
望「あ！？」
本人らよりも先にリアクションする小瀧君
淳太「柊真、あのこと言うたんやな？」
柊真「…そうです」
照史「え、何それ」
淳太「照史、柊真のこと頼んだ」
照史「ん？はい？」
淳太「A、行くか」
「え？」
柊真「どういうことですか？」
淳太「もうそろそろ皆に言わなアカンのとちゃうか？
バレるよりバラす方がええやろ？」
どうやら小瀧君と照史君に柊真君が退所することを柊真君自身で言えと淳太君が促しているらしい
それを横目に自分と淳太君は町の外れにある小さな喫茶店に入った
もう日も暮れて人が少ない中、２人だけ奥の席にポツンと座る
淳太「ツアーの最終日の話から全部言ってみ？」
「…はい」
それから、ジャニーさんに東京に誘われたこと、それを迷ってること、さっき柊真君に退所のことをカミングアウトされたこと
全てを洗いざらいに淳太君に話した
淳太「で、何で東京行きを迷ってんの？」
「自分、お母さんと２人暮らしでもし東京に行ったら１人にさせてしまうし…
それに、やっと仲良くなれた関西Jr.と離れたくなくて…」
淳太「そうやな…
俺の本音を言うと、Aには関西を引っ張っていてほしいって思ってる
でもな、それを他のJr.が聞いたら、"ええ格好しやがって"って思うやつもおんねん
俺はデビューしたからもうそんなこと思わんけど、関西Jr.全員が東京に行きたいって思ってる
やけどな、一番はさ、そこに行っても自然に笑えるかってことちゃうかな？」
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キラスマ(プロフ) - シリーズの最初から読ませてもらってます！！青春のすべてを関西ジャニーズJrに捧げている主人公が大好きです！悲しみ、笑い、苦しみ、楽しんでいる主人公の周りの関西ジャニーズJrのメンバーも最高です！これからも頑張って下さい！！応援しています！ (2016年12月2日 15時) (
レス) id: eefaac1e37 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 一気に読まさせていただきました！すっごい面白くて続きがきになります！更新大変だと思いますが頑張ってください！ (2016年6月21日 18時) (レス) id: be3cbb8a19 (このIDを非表示/違反報告)
柚月(プロフ) - 深雪さん» コメントありがとうございます！これからもお付き合い頂けたら嬉しいですm(_ _)m (2016年1月2日 9時) (携帯から) (レス) id: 821cadcf5b (このIDを非表示/違反報告)
深雪(プロフ) - いつも楽しゅう読ませてもろてます。頑張ってください！ (2016年1月1日 15時) (レス) id: 167b51c5df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚月
| 作成日時：2015年12月17日 23時
