第12話 優しさと共に ページ12
？？？「ん？え、待って、おねぇさんなんか泣きそうやない？」
浦田「は？え、なんで？え、え、え、え！？」
「す、すみません...急に今の状況に感情が追いついてきて.......」
？？？「そんな感動する事あったん？」
「ほんと、すみません。私ずっとこたぬきだったんですけどライブとか一度も行ったことなくて...」
？？？「うん、それで？」
「なんかこう、人生初生うらたぬきさんだと思ったら急に涙が出てきちゃって...」
は、恥ずかしい....。
こんな人前で急に泣いちゃうなんて絶対変な奴だと思われた...。
浦田「........ありがとね」
「...え？」
浦田「嬉しいよ、俺は。俺の事をそれだけ応援してくれてるのも。そんなに喜んでくれるのも。」
？？？「別に恥ずかしがることないよ。初めて好きな人に会って嬉しかったんやもんね？それにそれだけ応援してれる子がおるって僕らは凄く嬉しいしもっと頑張ろうって思えるんやから」
「ありがとうございます...」
凄い...なぁ。
そっか、恥ずかしがらなくてもいいんだ。
いろんなこと経験もされてるから出てくる言葉なんだろうな。
浦田「...そろそろ坂田達も待ちくたびれてるだろうし、行くか」
？？？「そやね。あ、まだ自己紹介してなかったわ。はじめまして、センラとして活動してます、僕は折原千良(おりはらせんら)といいます。よろしくね」
「私はAと言います。よろしくお願いします」
センラ「気軽にセンラの事はセンラさんって呼んでね」
浦田「さん付け固定かよ。厚かましい奴だな」
センラ「辛辣っっっ！！！」
生裏千の絡み...！
尊い！！
あと顔がいい！！
凄い顔がいい！！！
面食いではなかったけどこれは仕方ないよ！！！
だってイケメンなんだもの！！！
第13話 一方その頃＋作者から→←第11話 前世で徳積んでたみたい
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作者名：芽呂 | 作成日時：2019年9月30日 0時
