パーフェクトスパーク 完全なる電光石火 ページ43
時は経ち、日本対ロシア戦が始まろうとしていた。
『日本対ロシアの戦い!間もなくスタートです!』
べ「準備は出来ているか?セレナ」
セレナ「もちろんよ。いつでも彼らのイレブンバンドをハッキングする用意は
整った。それとベルナルドさん、いつ彼を投入するつもり?」
べ「時が来たら・・・だな」
セレナ「言うと思った」
『さて、今回もロシアは全選手ポジションを変えてきましたねー
そして!ポジション変えというと日本の砂木沼!
なんとGKからМFへのコンバートです!』
ピーッ
試合は日本ボールで始まり、日本はパスを回し攻めてきた。
もちろんロシアはボールを奪おうとしてくるものの、日本は軽くそれを避ける。
しかし慣れていないせいか砂木沼でボールを取られてしまう。
ロシアもパスを回し続け、キャプテンのフロイへ回していく。
ボールを受け取ったフロイは日本のディフェンスをあっさりと抜いていく。
『おーっとフロイ!あっという間にゴール前だー!』
フ「イノセント・ドライブ!!」
のりか(以降「の」「マーメイドヴェール!・・・くっ!きゃあっ!」
『ゴーッル!』
すると円堂はベンチから立ち上がり、のりかの元へ向かった。
円「俺の技からヒントを得た技だからって気にしなくていいんだぞー!
俺のダイヤモンドアームだってクラリオのダイヤモンドレイと西蔭の
キャスティングアームをパクったヤツだぞー!」
その言葉に背中を押してもらえたのか、のりかは頷き、前を向いた。
セレナ「あれでもう、イノセント・ドライブは止められちゃいますね
いやー円堂って怖い怖い」
『さぁ試合は1−0!ロシアの猛攻が止まりません!』
フ「イノセント・ドライブ!!」
の「マジン・ザ・ウェイヴ!!はぁぁぁっ!」
のりかはついにフロイのイノセント・ドライブを止めて見せたのだ。
の「みんな!ゴールは任せて!」
日本「「「ああ!!」」」
フ「ごめん、止められちゃったや。次は必ず入れるから」
ユーリ(以降「ユ」)「ああ!」
風丸がスピニングフェンスでボールを取り、日本が攻め始めた。
ボールはアツヤから追加メンバーの小僧丸へ。
セレナ「(小僧丸サスケ・・・。良い相手じゃないか)」
そう思い、人知れず笑っていた。
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作者名:ウララ | 作成日時:2021年2月12日 19時