波乗りかき氷 (ページ24)

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買い物を済ませて着いた場所は

西「はい、入って」

「おじゃまします」

隆弘の家

西「俺の親来月まで帰ってこないからさ。」

お父さんが岩手で1ヶ月出張なんだって、お母さんはそれに着いて行って、お姉ちゃんは大学で地元を離れてるみたい

「一人暮らしみたいだね」

西「ちょっと寂しいけどね。準備するからそこ座ってて」

「私も手伝うよ！」

西「場所とか分かんないでしょ笑怪我したら困るし、ね？」

「う、うん…」

渋々ソファーに座ってることに

初めて入った隆弘の家は整ってて、所々隆弘の小さい頃の写真とか、家族で撮った写真とかが飾ってあって羨ましいと思った。

まだ隆弘には言ってない私のこと

でもまだ今は話す時じゃないよね

隆弘の準備が終わるまでもう少し写真眺めてようかな～

可愛いなぁ～なんてね笑

お願い事を書いた短冊を持って笑顔の隆弘の写真

なんて書いてあるんだろう…

＂まほおつかいになれますよおに＂

魔法使いになれますように？？

隆弘、魔法使いになりたかったのかな

じゃあもう叶ってるね

隆弘は私の魔法使いだもん

西「おまたせ！A何見てるの？」

「隆弘、魔法使いになりたかったんだな～って」

西「あー！これ…恥ずかしいから見ないでよ！」

「可愛いからいいじゃん！それに、隆弘は私の魔法使いだから、お願い事叶ってるね！」

西「…なにそれ。可愛すぎだから////」

「ホットケーキ作ろ！」

西「まってまって！それ切るのは俺がやるからAは混ぜるのだけでいいから！」

「過保護か笑」

前もこのツッコミしたような…？

「あー！ちゃんと切ってよ！なんでバナナだけで食べてるのー！？」

西「ふぁっへおいひいんだもん」

「食べながら喋んないでよー」