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「なぁ、そろそろ見てみてもいいんじゃないか?」
『へっ?』
特訓終わりにそう言われ、私は間抜けた声を出してしまった。
頭上にはてなマークを浮かべればレイン先輩は言葉を続ける。
「マシュマロ、もうあれから１ヶ月くらい経つだろ?あと一週間で今月も終わるし……」
なぁ?と同意を求めるように首をかしげたレイン先輩に、オリバーさんはそうだねぇと相槌をうった。
「どちらに転んでいても僕達は君を応援するけど、上手くいったらお祝いしないとね」
にこりと微笑むオリバーさんに、私もつられて笑顔になる。
マシュマロは、おかしな投稿に気づいた日から開かずにいた。
"そういうのは無視するのが一番いい"らしい。
「さっすが先生良い事いうなぁ!A、無理にとはいわないけど…どうだ?」
『そう、ですね…。一人で見るの怖かったので、一緒に見てもらえますか…?』
「もちろんっ!」
「うん、皆で見ようか」
二人に挟まれるようにしてスマホを操作する。
震えそうになる指を抑えながらログイン画面を進んでいき、恐る恐るマシュマロを開いてみる。
心臓がバクバクと音を立てている気がした。
開いた先に表示されたのは応援や感想のマシュマロで、画面をスクロールしてもあの時のような内容は来ていなかった。
『よかったぁ……』
安堵の息をはくとレイン先輩がぎゅうっと抱きしめてくれた。それに甘えて私からも抱きつくと、優しく頭を撫でてくれる。
「よく頑張ったなA、偉いぞ〜!」
『ありがとうございます……!レイン先輩のアドバイスのおかげです!』
「楽園女子てぇてぇ過ぎて限界化しそう僕」
自分の胸を押えながら悶えるオリバーさんの姿に思わず笑ってしまう。
お祝いに何を食べに行こうか、と話していると不意にオリバーさんが言葉をもらした。
「そうだ、その変なマシュマロってまだ見れたりする?」
『遡れば見れると思います、けど……』
「なんだ先生、気になるのか?」
「…うん。そういった荒らし行為って一過性の物もあるけど、大概粘着されるから……。あぁ、ごめんね、心配性で……」
困ったような顔で笑う彼に、私は慌てて首を振る。
確かにああいった投稿がもう来ないという保証はないのだ。
開いたままだったマシュマロを遡ってオリバーさんに見せると彼は暫く考え込むようにして黙り込んだ。
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刹那(せつな) - あ"っ…もう設定から何から全部好きです…(BIG LOVE)edn組のみんなの解像度が凄く高いですし…また更新されるのを楽しみに待っときます！！ (2023年2月19日 20時) (
レス) id: 8ecf7efbd4 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - まろなさん» コメントありがとうございます！とても気に入っている作品なのでそう言っていただけて嬉しいです…！更新頑張ります💪 (2022年12月4日 17時) (レス) id: 0a5bfdbc79 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - やなかさん» コメントありがとうございます！まとめてお話を上げたくて停滞気味ですが楽しんで見ていていただけるよう完結まで頑張ります😊 (2022年12月4日 17時) (レス) id: 0a5bfdbc79 (このIDを非表示/違反報告)
まろな(プロフ) - 神作…設定諸々神ってらっしゃる…更新楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2022年12月4日 9時) (レス) id: ef3c20ff3f (このIDを非表示/違反報告)
やなか - わあああああ神作に出会ってしまった、、、話の広がり方が面白くて大好きです。更新待ってます！！ (2022年11月30日 11時) (レス) @page25 id: 92ba65462e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユナ | 作成日時：2022年9月23日 8時
