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「あれ、まめねこAちゃんの所に居たんだ!ん〜…Aちゃんが気に入っているなら別にあげちゃってもいいよ?」
「え、いいんですか?」
当然断られるものだと思っていたので所長の発言に面食らってしまった。
所長は幹部に皆に通常作業に戻るよう通達して、と伝えるとまたこちらに向きなおす。
「僕まめねこ3匹連れてきたでしょ?最近この子以外の2匹が仲良かったからつまらなくなって脱走したんじゃないかなぁと思うんだよね。こっちの2匹で繁殖の研究は進められるし、Aちゃんがいる間くらいなら全然いいよ」
「ありがとうございます。私もAの所にいる間は目を配りますので、では失礼します」
まめねこを白衣の胸ポケットに詰め、挨拶をして部屋を出ようとした時、後ろから声がした。
「あ、久しぶりに僕もAちゃんのところ行こうかなぁ」
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Aの部屋へと共に歩いていると、所長は「また面白いのがうちに来そうなんだよねぇ」と話始めた。
「まだ確定ではないんだけど、西の方でさ珍しいゲル状の新種が出たって」
「１年程前にも来ましたよね、ゲル状の新種…すぐ別の機関に運ばれた覚えがありますが」
「あれはなかなか期待外れだったけど、今度はなんと!めちゃくちゃデカイらしいのよ!!3mくらいあるらしいよ!?」
鼻息荒く話す所長だったが、新しい物好きなだけで研究所に急に連れてきては2.3日で飽きるのが常だ。
新しい玩具を見つけた事で、あまり成果の出なそうなAの事は既に所長の興味から外れているのだろうなと最近の態度をみてそう思案していた。
"ゲル状の新種"の話はAの部屋に着くまで一方的に続いたので、適当に相づちを打っておいた。
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豆腐の凉宮 - 泣けるううううう所長ゆるさんんん (6月11日 23時) (
レス) @page50 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 匿。さん» コメント、嬉しいお言葉ありがとうございます🙇✨!!次作も楽しんでいただけるよう頑張ります💪 (2022年6月4日 15時) (レス) id: 0a5bfdbc79 (このIDを非表示/違反報告)
匿。(プロフ) - 完結おめでとうございます！話の内容はもちろん、文章の書き方や描写の表現がとても素敵で大好きです！話の最後の方は思わず目が潤んでしまいました､､､。次作も楽しみにしています✨ (2022年6月3日 23時) (レス) @page50 id: 8c41784542 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - ソラさん» ありがとうございます✨ゆっくり更新ですがこれからもよろしくお願いします! (2022年3月23日 12時) (レス) id: 0a5bfdbc79 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 文体が大好きです！これからも応援してます𖤐´- (2022年3月22日 22時) (レス) @page18 id: 1472b690a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユナ | 作成日時：2022年3月11日 9時
