いつもと違う顔 gr ページ39
※学パロ
テスト期間中の廊下
部活がなくてみんなワイワイ騒いでいる
「おい金城！ゲーセン行こーぜ！」
「お！ええなー
・・・ってお前ら！ちょっとは勉強せい！」
じゃあなと俺はそいつらに手を振り教室を後にする
そして俺は図書室へ向かった。
そこには俺の彼女Aがいる。
窓際の席で耳に髪をかけて参考書を読んでいる。
相変わらずの美人やなぁほんまに
「おまたせ」
「あれ？かえったんじゃないの？」
「は？なんで帰んねん」
「友達にゲーセン誘われてたやん」
「あんなん断るに決まってるやろ
俺もちゃんと勉強せな今回やばいし
だーかーら」
教科書をAの前に出す。
「ここからここまで教えて！
俺アホやのに授業中寝てるから余計わからんねん」
そういうと頭をぽんと叩かれる
「寝ちゃダメでしょー？」
「すまんすまん！でもお前も寝てるやんか！」
「私は寝てても成績取れるからいいの！」
「なんやそれ！ずるいな！」
「はぁ？ずるくないし！頭の出来の違い！」
「むかつくわほんまにー！」
2人で言い合いしていると図書室の先生が咳払いをした
やべ、うるさくしすぎた
同じことを考えたみたいでAも真面目モードに入った
「・・・でどこから？」
「こっから」
「これって一番最初からやん」
「やばい？」
「相当やばい」
そんなことを言いながらも俺にちゃんと教えてくれる。
優しい彼女をもてて俺は幸せや！
こんな大人しい自分はAの前だけ
真剣に向き合ってくれるAに俺も真剣に向き合いたい
いつもの騒がしい俺は今日は休みにしよう
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作者名：朔間.寝野.結衣 x他2人 | 作成日時：2022年3月1日 18時
