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「ただいまぁ…あああああ！？」
よいしょよいしょと買ってきた食材をその場に置く。何を作ろうかと迷いに迷い思ったより遅くなってしまった。でも時間的には丁度良さそうだなぁ！なんてリビングへの扉を開けるといきなり何かが飛び付いてきた
「し、まくん…何してるの…」
力強く抱きしめられ身動きが取れない。
「どこ探しても…おらんかったから…」
「私書き置き残したけど…」
「…こんなん見たら誰もが家に帰ったんかってなるわ…後書き置きやなくてちゃんと声掛けてってや」
くっ可愛い…なんだ…普段はドS絶対王政志麻様なくせに…なんでこんなに可愛いんだ…！
「いや…元はと言えば志麻くんがゲームばっかりだから…」
「…………だって…」
「お？」
「あんな朝っぱらっから襲ってたら…引かれるやん」
……？おそ…？……なんだコイツ！朝っぱらからそんなこと考えてやがったのか！？いやでも…ゲームばっかりで構って貰えない…とかよりは
「いやでも…うーん…それは…要相談かなぁ…」
「つまり相談次第では…？」
「ま、まぁ…いいかな…」
「……つまり？今からは？」
ゆっくりと手が服に入ってくる感覚がする。
が遠慮なくその手を叩き落としてやる
「調子に乗るな…今からご飯作るんですぅ！」
「Aのご飯は食べたい…けど…ヴッ…どうすりゃええんや…」
「一生やってろ…｣
その場にうずくまる志麻くんを超えてキッチンに入る。まぁうん何とか…解決？出来て良かった。ふふふ声が漏れる。
「おし、俺も手伝う。」
「え、珍しい」
一緒にキッチンで料理したかったんだよね！！ワクワクとバックから食材を出しているとそれを眺めていた志麻くんが一言
「手伝えばすぐ終わるもんな？」
「OK！志麻くん今日キッチン出入り禁止ね！」
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作者名：朔間.寝野.結衣 x他2人 | 作成日時：2022年3月1日 18時
