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#別解ー天敵のアイツ。 ページ20

*

dt

今日のゴミ出し当番は俺。

だけど、多分あいついるんだよね、、

うげ、、やっぱり居た、、

dt「ゴミ捨てたいから退いてよ、、」

俺たちの地域は小屋にゴミ袋を入れる決まりだから、

そこのドアが開くのを待っているのだろうか、、

黒いアイツらがうるさく鳴きながら通せんぼしている。

邪魔だ、ほんとうに邪魔だ。

どんなに対策をしても、

頭がいいからこうやって餌を求めてやってくる。

はるか昔、多分幼稚園児の時だったと思う。

お手伝いが大好きだった俺は、

その日もお母さんの手伝いでゴミ捨てに出掛けた。

そんな俺を待ち構えていたのが黒いアイツらで、

ただそこら辺にいる鳥と同じかと思ったら襲ってきた。

俺の持ってたゴミ袋目掛けて飛んできて、

幼かった俺の心に大きな傷を作りやがった。

あれ以来、アイツらどころか、鳥自体が苦手。

スズメとかの小さいサイズなら何とか、、

あ、レインボーローズくんは違うよ?

あの子は俺の家族だからとってもいい子だし、

アイツらと違って襲ってきたりは絶対しない。

代わりに肩や帽子に乗ってきたり、

俺のほっぺたにキスをしてくれたり。

なんともロマンチックな生き物だ。

それに比べてアイツらはロマンチックなんて言葉は知らなそう。

ゴミを漁り汚すだけ汚して消えて行く。

荒らしたのだから、掃除くらいして頂きたい。

ab「舘さん、、、?どうかしたの、、?」

アイツらに気を取られていると阿部に出くわした。

手にはコンビニの袋を持っているから、

プリンでも買ってきたのだろうか。

dt「いや、、えっと、、その、、」

ab「あ、ゴミ重かったよね?片方持つよ。」

そう言って俺の手からひとつ奪い取り、

アイツらのいる場所へとズカズカと進んで行った。

阿部が近づいたら飛んで逃げていった、弱虫め。

え、俺のことは襲うくせにこの差ってなに?

ab「舘さん、入れないの?」

dt「あ、入れる入れる。お手伝いありがとう。」

ab「ううん、大丈夫だよ。」

作り笑いを浮かべて帰路を2人で歩く。

講義やバイトのある人を見送り、

プリンを堪能中の阿部を横目に洗濯物を片付ける。

自分の服を部屋に持っていき、

空気の入れ替えもしようと窓に近づくと、、

dt「なんでここまで来るのよ、、」

『カァーカァー!』

優雅にベランダに居候してやがる。

俺のとこにだけ来やがって、ほんと許せない、、、

ゴミなんて何一つないのに、、

だから、黒くてうるさいコイツらは嫌いだ。

#From Writer.→←#幸せの方程式の要素。



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淘蒼toa(プロフ) - 不器用ながらも翔太くんなりの愛で溢れている渡辺翔太、、、たまらん。笑 お忙しいとは思いますが、投稿頑張ってください、応援してます! (7月3日 21時) (レス) @page9 id: 1316baeae3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えのきたけ | 作成日時:2022年6月26日 19時

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