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ページ17

*

ab

夜ご飯も食べ終わって、

舘さんが俺の分も紅茶をいれてくれた。

猫舌だから火傷しないように少し冷まして、

1口ごくりと飲み込めば体の芯から温まる。

もう1口と口をつけようとすると舘さんが口を開いた。

dt「塾講師のバイト、どうしたい?」

ab「やってみたいけど、、どうせ俺には向いてないから、、」

ポツリと呟いた俺の返答を聞いて、

舘さんは飲んでいた紅茶のカップをテーブルに置いた。

dt「向いてないから、ねぇ。そんなの誰にも分かんなくない?やってもないのに向いてないなんて、決めつけたら負けだよ?」

ab「そうかも、、しれないけど、、」

飲もうとしてたカップを下ろし、

ゆらゆら揺れる水面を見つめる。

dt「まぁ、俺は阿部の過去を全部知ってる訳でもないし、無理にさせたい訳でもないよ。」

でも、阿部の1度きりの人生だから後悔しない方を選びな?

dt「阿部がどんな選択をしても、俺は応援するから。じゃ、風邪ひかないようにして寝るんだよ、おやすみ。」

そうとだけ言い残して自分の分のカップを片付けた。

ゆらゆら揺れる水面にぽちゃんと雫が落ちた。

ab「なんで、、泣いてるんだろ、、」

今まで泣いてきた時は心が辛い時だった。

でも、そういう訳でもない。

きっと、俺の事を応援してくれたから。

心が温かくて、感じたことないくらいぽかぽかしてて。

嬉しかった、背中を押してもらえて。

ab「やって、、みよう、、」

ふっかに伝えると約束の時間と場所を伝えられて、

約束の日にスマホのナビを頼りに街中を歩く。

目的地は目の前です。と伝えられた場所は、

ここの近くじゃ進学実績ナンバーワンと言われる塾。

え、俺こんなところでバイトするの、、?

中に入らないといけないにも中々入れず、

立ち往生していると不審者に見られたのか声をかけられた。

sh「どうしたんですか?あ!もしかして、君が阿部くんかな?ここの塾長してます、櫻井です。」

ab「はい、阿部です、、」

さぁさぁ、どうぞ中に入って!と言われて、

櫻井さんの後ろに着いていく。

これから2人きりで面接とかなんだろうな、

今のうちに緊張ほぐしておかないと、、

なんてバクバク言う心臓を落ち着かせようとする。

でも、案内された場所には、

sh「ラウールこっちおいで、こちら新しい先生の阿部くんね。」

ru「こ、、こんにちは、、」

リュックを抱きしめてオドオドしてる男の子もいた。

俺と同じで瞳に暗闇をもつ、きっと辛い過去の持ち主。

*→←#誰かに笑われた夢を。



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淘蒼toa(プロフ) - 不器用ながらも翔太くんなりの愛で溢れている渡辺翔太、、、たまらん。笑 お忙しいとは思いますが、投稿頑張ってください、応援してます! (7月3日 21時) (レス) @page9 id: 1316baeae3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えのきたけ | 作成日時:2022年6月26日 19時

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