【軍パロ】E N O K I【d!】 (ページ3)

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無意識の保身ページ3

……只今、かのお偉い元師殿と対面してます。

……あ、斜め右に十円ハゲ見つけた。

「A・ヴァンコーロ。」

「…はい。」

元師殿はたとえ十円ハゲでも髭がピンッてしててもやっぱり軍のトップな訳で。

死にたくないので真面目にやるよ。

「お前がここに呼ばれた理由は想像出来ているか？」

「…いえ。」

分かんねーよ！！早く用件言えバーカ！！

…って叫びたいです。理由は暑いから。

あぁ……元師殿の口にアイス突っ込んで帰りたい…

お家のひんやりクールマットの上で寝たい……。

「お前は選ばれたんだよ。ヴァンコーロ。」

気付けば目前に、元師殿の満面の笑み。

周りから見たら私は軍のトップから笑い掛けられている、幸運な人物だろう。

＿＿＿しかし、私がその笑顔を見た瞬間、ｿﾞｸﾘと悪寒が襲った。

………なんつーいやらしい笑みだよ…。

多分…どうせこれから面倒に巻き込まれる。

この人のあの笑顔でそう悟った。

元師殿は、背後の机に置いてあった布を被せてある大きな箱状の『何か』をゆっくりと手に持ち、私を振り返った。

………。

「A・ヴァンコーロ。」

元師殿が私の名を呼び、布を取り去る。

「名誉に思え。」

姿を表したのは、金属製の蓋に包まれた、選り取り緑のバーコードが張り巡らされた＿＿＿＿＿＿＿、

「お前に、我らr国の敵、我々国にて命の火の華を上げる任務を与える。」

…………時限爆弾。

そうですかつまり自爆テロですか。

___________ふざけんなクソジジイ。

「誰がやりますか。お断りします。」

あ、死ぬかも。