放課後の生徒会室 (ページ35)

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景瑚「じゃ〜またあとで〜、行きましょAさん？」

景瑚が私の肩を組んで

寄りかかる。

純喜「景瑚こらっ」

「ちょっと重い、、」

景瑚「俺らめっちゃお似合いっぽいすね？」

純喜「どこがやねん！」

景瑚「あー！またAさん照れてるー！

ほんとウブでかわいー！」

「うるさいっ！」

瑠姫「Aのことあんまいじめんなよ笑」

景瑚が隣にいると、

みんなにジロジロ見られて少し居心地が悪い。

景瑚「よし、邪魔者はいなくなった！計画は失敗したけど...Aさん、作戦会議！作戦会議しましょう！」

「作戦って何よ、、？！」

そう言って船のアトラクションの方に私を引っ張る。

景瑚「よし...ここなら安全っと」

船の中の椅子に長い足を組んで腰掛ける。

「だから、なに？安全とか作戦会議とか笑」

景瑚「はあ〜、Aさん！今の状況わかってんすか？」

「状況...？というと？」

やれやれと両手を上げて呆れる景瑚。

景瑚「だから、Aさんは瑠姫くんか純喜くん

どっちが好きですか？」

「え...？///」

「えっと、、な、なんの話？！？！？！？」

うわー、出たよ。ウブ。ウブAさん。

と半笑いの景瑚

「いや、どっちも好きだけど...

どっちがとかないよ。」

景瑚「そりゃそうですよ、

そうじゃなくて俺が聞いてるのは恋愛的な意味で！」

「れんあいてきないみ？！？」

しー！声が大きいと

景瑚に口を手で塞がれる。

景瑚のことをかっこいー！って

噂話してる女の子が怪訝そうに私を見る。

景瑚「彼氏にしたいのがどっちか。

それを聞きたいの！」

彼氏...

カレシ

かれし

そんなこと考えてもなかったし、

第一こんな私が

瑠姫とか純喜どっちを彼氏にしたいかなんて

おこがましすぎないか？？

学校でもファンクラブがあって、

何でも出来るモテる2人なのだから。

「いやいや、どう考えても不釣り合いだし、

　そんなこと考えたことないよ」

景瑚が私のことを目を細めて見つめる。

景瑚「ふーん？じゃあ想像してみてよ」

「なっ、何を？」