放課後の生徒会室 (ページ29)

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景瑚side

景瑚「ほら、純喜くんも頑張らないとねぇ〜」

純喜「はっ？！？！なんでやねん」

あからさまに動揺してる純喜くんをみて、

やっぱり〜と確信する。

生徒会の三角関係。

俺にはお見通し。

瑠姫くんも純喜くんも
ほんとわかりやすい。

わかりやすいくせに

2人ともほんとーにやり方が下手くそすぎる笑

まあ、Aさんが本当に鈍感すぎるのもあるけど...

2人が気の毒になってくるよ。

俺はどっちの味方ってわけじゃないけど、

いい加減この焦ったいやりとりを見てられないって訳

今日ディズニーに集めたのも、

進展があるかなって

どっちがどう頑張るかな、

楽しみ！

...

案の定純喜くんは、

ゲームで勝ったのに悔しそうにしてるもん。

真逆のるっくんと、じゅんきくん。

Aさんはどっちを選ぶかな

豆「え、純喜くんAさんのこと好きだったんすか？！？！」

純喜「いや、まあ、その...好きって言うか...

気になるっていうか...」

語尾の声が小さくなる。

いつも耳がキーンとなるほどの大声なのにね笑

景瑚「るっくんは強敵っすね〜

イケメンだし、

スポーツできるし、

頭いいし、器用だし？」

豆「勝手に三角関係にしてますけど笑、

そして瑠姫さんのことめっちゃ褒めるやん」

純喜「いや、でもリアルにせやねんなぁ〜」

豆「えええ？！認めるんですね？」

純喜くんは髪をぐじゃぐじゃにして

どうすればええんやぁぁあー！って

叫ぶ。

豆「いや...びっくり、、、」

景瑚「今日はまだ始まったばっかっすよ。

チャンスいっぱいありますから」

豆「なんか景瑚くん楽しんでません？」

純喜「なあ、景瑚頼む！

俺もAと話したいんや、

今日2人にしてくれな」

景瑚「じゃあ、ジェラート奢って下さい♡」

豆「純喜くん、こんなののっちゃダメっすよって、
純喜「はい！何でも奢る！奢ったる！」

豆「いやいや笑」

景瑚「ふふふ、ではお任せください」

純喜くんに敬礼をすると

深く頭を下げてくる。笑

豆「なんなんだこれは...」

いやぁ〜面白くなりそうやなあ〜

この恋愛マスター景瑚くんが一肌ぬいじゃう♡