放課後の生徒会室 (ページ23)

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最後の英語のテストが終わって、

生徒会室に向かう。

今回のテストもいつも通りの手応えだ。

体育祭の準備もしなくてはならないので、

さっそくテスト終わりから生徒会を始める。

景瑚「テストの日くらい休みましょうや〜」

豆原「いやいや、景瑚くんテスト期間じゃなくても休んでるじゃないですか笑」

景瑚「そうやけど〜〜」

珍しく豆と景瑚が揃っていた。

「おつかれー！珍しく早いね！」

景瑚「あ！Aさん！純喜くんとデート行かないんすか？！」

「はっ？！！」
　

豆「え、デートってなんすか？！」

え、2人ってそう言う...？

と豆が言うので急いで否定する。

「いやいや、景瑚デタラメ言わないでよ！
いーい？豆ちゃん、
私と景瑚の言葉どっちを信じる？
景瑚は信じなくていいのよ？」

景瑚「いやいや、なにとぼけてんすか、
テスト期間中生徒会休みなのに2人で集まってたんすよ！しかも、そのあと純喜くんが2人でどっか行こうって...」

ガラガラッ

「る、るき」

瑠姫「それ、俺も純喜に今誘われたけど？

別に2人でっていうか、

みんなでテスト終わりに打ち上げしようーって

ことらしいぞ？なぁ、純喜？」

純喜「お、おお、そう、」

瑠姫の横にいた純喜が

気まずそうに顔を出してそう言った。

豆「景瑚くんはすぐそうやって噂話するの、

良くないっすよ！笑」

景瑚「え〜そうやったんや〜、ゴシップ掴んだと思ったのにな〜笑」

「も、もぉ〜やめてよ、」

笑ってるけれど、

純喜は私と2人でどこか行きたかった訳じゃなかったのだと、

淡い期待をしていた自分を張り倒したくなる。

景瑚「じゃあ、俺らもいこーぜ、いいっすよね？純喜くん！俺ディ○ズニーランド行きたいっす！」

純喜「お、おう、じゃあ豆もな？？」

豆「え、いいんすか、実は俺行ったことなくて、

憧れてたんすよ」

と目を輝かせる。

それを見ていたら、

私もまあいいかという気持ちになった。