放課後の生徒会室 (ページ16)

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映画が終わって、

ランチを食べることにした

近くのパスタ屋さんに入って、

メニューを開く

瑠姫「お前絶対これだろ笑」

「まだ、メニューちゃんと見てないからわからないでしょ...

あ、いや...」

んー？と眉を上げて私をみる瑠姫。

「こ、これで...」

瑠姫「ほらやっぱりな笑」

「あ、待って、瑠姫はトマトパスタでしょ笑」

瑠姫「うわっ、なんでわかんの」

「幼馴染なめんな」

瑠姫「さっきの俺の真似すんな笑」

瑠姫といると常にこんな感じで、

本当に気が楽だ。

見たい映画を見て、

食べたいものを食べて。

ぷっと急に瑠姫が吹き出す。

「なによ、、」

瑠姫「いや？」

すまし顔にもどってもまたすぐにふっと吹き出す。

「うわあ。感じわるう」

瑠姫「いやいや、さっきアクションシーンみてる時の

A思い出して、思わずね笑」

「は？なんの話？」

瑠姫「いやいやぁ、気付いてないならいいけど」

「ほんと瑠姫趣味悪いね」

瑠姫「いやぁ俺、Aとアクション映画見るのほんと好きだわいや、ほんと見るとこ多くて忙しい。

って笑いを堪えながら喋る瑠姫を

睨みつける。

「楽しんでいだけで良かったです〜」

お待たせしました〜と

パスタが運ばれてきた。

瑠姫「ねぇ、Aのちょーだい」

「えー、」

瑠姫「ほら、あ〜ん」

そう言って私に口を開けて見せる

？？？

「なにそれ」

瑠姫「ほら、食べさせて」

って自分の唇を指でつつく

ここでドギマギするのも

変な気がして、

フォークにパスタを大量に巻きつけて

瑠姫の口に突っ込んだ

瑠姫「ぐはっ、ちょ、おまえさぁ〜食べさせすぎ笑」

「瑠姫、口おっきいから」

瑠姫「いや、どんな？笑」

笑いながら、口の横についたソースを

ぺろっと舐める仕草が様になる

「瑠姫ってさぁ

アイドルとかになれそう」

瑠姫「急になに笑褒めてんのか、

揶揄ってんのかわかんないわ笑」

「いやいや、さっきも待ち合わせの時

周りの人がみんな見てて、

今もなんかドラマのワンシーン見てるみたいで」

瑠姫「//っ、おまっ、よく恥ずかしげもなくそんなこと言えんな」

「え、？恥ずかしがるべき発言なの、これ」

瑠姫「うるさい、もういーよ。」

瑠姫は、顔を赤くして

机に突っ伏した。

ほんとにアイドルとか出来そーなのに、