16 ページ16
しがない学生の俺がどうしてこんな目に。
YG「……ちわ」
TH「うわ〜、この人がジニヒョンの大学の友達？」
JM「一般人なの？芸能人じゃなくて？」
JK「学年1位なんですか？凄い…」
RM「カッコいい方ですね」
JH「ジニヒョンの唯一の友達でしょ？」
防弾少年団のメンバーに囲まれてます。
皆凄くテンションが高くて、陽キャの前でタジタジな陰キャ状態の俺。
そして、俺はジンに騙されてた。
手伝いだと聞いてきたのに、実際は…
「はい、このカメラで撮ってみてね」
「は、はい？」
「あれ？聞いてない？君にはこの子達を撮ってみて欲しいんだ」
血の気がさっと引いた。
バッとジンを見れば、むこうも同じように視線を逸らした。
あ、あいつ！
手伝いなんてレベルじゃねぇじゃんか⁉︎
何だかよくわからないが、今回のコンセプトは新しい観点から撮影してみたいらしく…そういう話が出た時に「ぴったりの人がいる」とジンが口を挟んだらしい。
さっきからやけに見られてると思ったがそういうことか…
持たされたカメラがずっしりと重たい。
だけど、今までの経験を活かす良い機会だ。
全力でやってみよう
「よろしくお願いします！」
撮影に入ると雰囲気がガラリと変わった。
かっこい顔も可愛い顔も自由自在にカメラに収まっていく。
俺は撮りたいイメージを伝えただけなのに、これがプロなのかと感心した。
シャッターを切る手が止まらない。
撮ってるというより、撮らされてるような感覚になる。
これが防弾少年団‼︎
JM「なんかジニヒョンの友達だからかな？
初めて会った感じがしないね」
撮った写真をモニターで確認してもらってると、横からそう言われた。
JK「へえ！こういう撮り方もあるんですね！」
JH「…なんか新鮮な感じ」
画面を食い入るように見つめてるジェイポープくん。
JK「これはどうやって撮ったんですか？」
「ああ、これはこの設定をこうして…」
JN「どうだ、凄いだろ？俺の親友」
ジョングクくんに撮り方や設定の変え方など教えていると、肩が重くなった。
YG「なんでヒョンがそんなに自慢げなんですか…」
楽しそうに笑うユンギくんに、そういう風に笑うんだ…なんてちょっと違う方に意識を飛ばしてただけなのに
JK「Aヒョンも撮影入ったらどうですか？」
なんでそんな話になってるんだろう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 573人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
悠人(プロフ) - いおりさん» コメントありがとうございます！！ ドキドキしていただけて安心しました☺️ また来週お会いしましょう🥰 (2021年10月31日 15時) (
レス) id: ba0fca51ae (このIDを非表示/違反報告)
いおり(プロフ) - とってもドキドキして、続きが気になりまくりです……！！やっと……。更新楽しみにしてます！ (2021年10月30日 23時) (レス) @page31 id: c1ef92049f (このIDを非表示/違反報告)
悠人(プロフ) - kira rinさん» ありがとうございます！！こちらこそコメントありがとうございます⭐︎幸せすぎる… (2021年10月3日 5時) (レス) id: ba0fca51ae (このIDを非表示/違反報告)
kira rin(プロフ) - 尊い〜！今回も堪能させて頂きました。更新ありがとうございます☆ (2021年10月3日 0時) (レス) @page27 id: 0447791661 (このIDを非表示/違反報告)
悠人(プロフ) - ななしのごんべさん» とんでもない！！そんなこと言っていただけるなんて…生きててよかった！！ (2021年9月10日 23時) (レス) id: ba0fca51ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：悠人
| 作成日時：2021年6月6日 17時
