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上書きしてよ ページ24

嘘だろ…。
野郎とキスしたのかよ。


あ、でも、類ともキスはしたな。
そう呑気に考えていると、
腕が取れるんじゃないかってぐらい引かれた。


「いっ‼」


類「テメェっ‼」
え、ちょ、類っ⁉
俺とキスした相手に殴りかかった。


かと思いきや、そのままキスをした。


「ちょっ、えぇぇぇえええええ⁉」


類「Aのキスは貰ったから」


いやいやいや、何を言ってんの?


そのまま腕を引かれる。
俺何回、類に引かれなきゃいけないの?


はぁ…とため息をついた。

チラッと、俺とキスした奴を見ると


「あ、あぁ、類さんとまで…っ」


ポッと顔を赤らめていた。
…気持ち悪い。









部屋に着いたと思ったらそのままベットに投げ飛ばされる。


「類‼類ったら‼待てって!いたっ…い‼」


類「なにキスしてんだよっ⁉」


「な、に、?どう見たってこと不可抗力だろーが」


類「無防備なんだよ‼」


「はあ⁉真っ暗なしなんも見えなかったんだよっ‼」


こんなに激怒してる類を見るのは久しぶりだ。
なにが気に入らないんだよ。
怒りたいのはこっちなのに。


類「…なんで、他の奴とキスなんかっ」


「なにがそんなに気に入らないわけ?
類としかキスするなって?」


類「そーだよ」


「そーだよって…。だったら、俺にも上書きしてよ。…なーんてっ⁉」


ん…はぁ…ちゅ…んんっ…


おいおい、冗談だって


俺の手は類によりベットに押さえつけられ、身動きがとれない。


いつから、類はキス魔になったんだっ⁉


「る…んっ、、おい‼」


類「うるさい。上書きしてるんだから、黙ってよ」


ふっ…んんっ…
軽くついばむようなキスからどんどん濃厚になってくる。


類の舌が俺の中で動くたびに、脳が痺れていく。


はぁ…はぁ…っ
唇が離れると、俺と類の間に銀の糸がひいた。
頰が熱る。


「…はぁ…もう十分だろっ」


ちぇっと思ったより呆気なく類は俺の上から退いた。


類「うぇー、あの男ともキスしちゃったよ。
まあ、Aに上書きして貰ったからいいけど」


いたずらっ子のように舌を出す類。


あれ?それ俺に返ってきてね?

あの男のキス返ってきてるよね?
おいおい、それが目的ですか?

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アリス(プロフ) - ありがとうございます。 (2018年4月26日 10時) (レス) id: e6bf6e1bae (このIDを非表示/違反報告)
悠人(プロフ) - アリスさん» @TvxqforLoveになります。お願いします(*´-`) (2018年4月26日 10時) (レス) id: d8668a7442 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - はい。是非よろしくお願いします。 (2018年4月26日 9時) (レス) id: e6bf6e1bae (このIDを非表示/違反報告)
悠人(プロフ) - アリスさん» やってます! 専用垢を作りましたので、そちらに送ってもらえればと思います。 ここに貼ればいいのでしょうか?_φ(・_・ (2018年4月26日 8時) (レス) id: d8668a7442 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - Twitterってやってますか? (2018年4月26日 8時) (レス) id: e6bf6e1bae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠人 | 作成日時:2017年10月16日 1時

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