【花より男子】花沢類の幼馴染(男主) (完) (ページ22)

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熱海へページ22

「え？熱海に行くことになった？」

静「そうなの。楽しみだわ～」

また、司の気まぐれでハワイ→熱海に変更かよ。

静「てことで、行くわよ‼」

「いや、俺たち喧嘩して「ほらほら」」

静の女とは思えない腕力により、俺と類は司のクルーザーに連行された。

「ん？とまったか？」

静「着いたのかしら、降りましょ」

俺と静、類で久しぶりに3人で雑談してるとクルーザーがとまった。

静「あら‼奇遇ねえ、あなたも熱海へいらしてたの」
そこには牧野と牧野の両親と弟らしき人がいた。

…はぁー、よめたぞ。
急に変更したのは牧野が熱海にいるからか。
どんだけ好きなんだよ、司。

静「ちょあどいいわ。今から船上パーティーをするのよ。
あなた方もいらっしゃい」

「「「静先輩っ⁉」」」

あーあ、うるさい女共が反応したよ。

「静先輩はこの人がどんな子かご存知なんですか？こんな子を誘うなんてっ」

「うるさいよ。そんな言い方、失礼なんじゃないの」

「Aさん…。
そ、それに正装じゃなきゃパーティーには…ねえ？」

同意を誘うようにキョロキョロする。
ぶつぶつ言ってんじゃねーっつの。

静「私のソワレかしてあげるわ！」

牧「えっあのいーです！あたしほんとにっ」

静「いいじゃない。沢山人がいた方がパーティーも盛り上がるし。
ね？類、A？」

類「うん、来れば？」

「そーだよ、来なよ」

「あ、えっと…」

牧野の両親なんて、鼻息荒くして今にも踊り狂いそうだぞ。

「楽しくなりそーだな。パーティ」

類「なんか総二郎達が企んでたけどね」

「え？そーなの？…そういえば、前もなんか変な事したな」

鬼と見つける人を決めて、かくれんぼをした気がする。

見つけられた人はその人と強制パートナーだったかな？
俺の場合は類が見つけてくれてホッとしたけど。
あれ？鬼ごっこだったっけ？

まあいいや。

類「俺の側から離れないよーにね」

「はいよ」

前回、フラフラしてたから怒られたんだよな。
根に持ってやがるな。類。